捨てちゃダメ!ピーマンの種で育毛ケア

捨てちゃダメ!ピーマンの種で育毛ケア

こんにちは。管理栄養士の武井です。
今回は「ピーマンの種とワタの部分も栄養満点で、育毛ケアによい!」というびっくりな情報をお届けします。

武井香織/管理栄養士・毛髪診断士
辛い物が大好きで、キムチは常に冷蔵庫に入っています。
10年ほど前からキムチを食べるようになったのですが、そのおかげか、年々冬でも以前より冷え性がやわらいでいるような気が…

目次

ピーマンに含まれるビタミンCはなんとトマトの4倍!
ピーマン種とワタには栄養成分がタップリ!
苦さが気にならないピーマンの種レシピ
麻婆ピーマン豆腐
ピーマンのきんぴら
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ピーマンに含まれるビタミンCはなんとトマトの4倍!

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ピーマンは緑黄色野菜の代表的な野菜のひとつで、ビタミンAやビタミンCが豊富です。
なんとビタミンCは、トマトの4倍も含まれているんですよ!

ピーマンに含まれるビタミンA(βカロテン)は、お肌や粘膜を健康に保つ役割があるといわれているので、頭皮を含めお肌が荒れているときには積極的に摂っていただきたいお野菜です。

ピーマン種とワタには栄養成分がタップリ!

栄養価の高いピーマンですが、多くの方が調理時に捨ててしまっている「種とワタ」に、ピーマンの肉部分にはない栄養成分が入っていて、最近話題になっていることをご存知ですか?

ピーマンの種とワタに含まれているのは「ピラジン」という成分。
ちょっと聞きなれないかと思いますが、血液をサラサラにして、血行を良くする働きがあるといわれているんです。

元気で健康な髪の毛を育てるためには、毛母細胞にしっかり栄養を送り込むことが大切です。
身体の血行を良くすることで、頭皮の毛細血管の血流もよくなり、毛母細胞にしっかりと栄養成分が届きやすくなります。

頭皮環境を良くするためには、血流が良い状態は欠かせません。
そのため、頭皮マッサージを心がけている方も多いと思います。
これからはピーマンの種とワタのパワーも借りて、育毛ケアによい頭皮環境を作ってくださいね!

苦さが気にならないピーマンの種レシピ

栄養価が高いことがわかったピーマンの種とワタですが、実は苦みの元にもなっているので、ちょっと食べにくいという欠点もあります。

そこで今回は、その苦みが気にならないレシピをご紹介します!

麻婆ピーマン豆腐

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① フライパンにごま油を引いて、みじん切りにしたニンニク、生姜(適量)、細切りにしたピーマン(種とワタも一緒に、約2~3個分)を炒めます。
② ①にひき肉(100g)を追加して炒めます。
③ ②に塩コショウ(適量)、豆板醤(小さじ1~2)を加え味付けをします。
④ 水1/2カップ、料理酒(大さじ2)、しょうゆ(大さじ1)、砂糖(小さじ2)、オイスターソース(小さじ2)を混ぜた合わせ調味料を③に入れてひと煮立ちさせます。
⑤ 味を調えたら、大き目に角切りにした豆腐(1丁分)入れます。豆腐が崩れないよう丁寧にかき混ぜて煮込みます。
⑥ 最後に水溶き片栗粉でとろみを付けたら完成です。
(材料:2人分目安量)

ねぎ、ニンニク、生姜などの薬味や豆板醤の味でピーマンの種の苦みは気になりません。
さらにビタミンAは脂溶性ビタミンなので、油で炒めることで体に吸収されやすくなりますよ。

辛い味が苦手な方は、豆板醤の代わりにお味噌を使うと辛みが抑えられます。

ピーマンのきんぴら

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① ピーマンを千切りにします。(種とワタも一緒に、中サイズ3~4個)
② フライパンにごま油を引き、ピーマンを炒めます。
③ しんなりしてきたら焦げないよう弱火にして、砂糖(小さじ1~2)を加えて炒めます。
④ ③にみりん、料理酒、しょうゆ(各小さじ1)を加え炒めます。
⑤ 全体に炒め終わったら、お好みで白ごまをかけて完成。
(材料:2人分目安量)

ごま油と白ごまの風味で苦みがあまり気にならなくなります。

これからは、ピーマンの種とワタは捨てずにぜひお料理に使ってくださいね!
では、次回もお楽しみに~。


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