2023年5月号会報誌 育毛ケア特集
公開日2023.05.01
更新日2023.05.16
目次
- 朝の正しい育毛ケアで紫外線から頭皮を守ろう!
- 毛母細胞が破壊され、髪を生み出す力が弱まる
- 朝と夜のお手入れの目的とは
- 守りのケア、朝ケアのメリット
- 攻めのケア、夜ケアのメリット
- こんな間違い、していませんか?朝の育毛NG習慣
- 紫外線に対して無防備なまま外出
- 朝のシャンプー
- ポニーテールやひっつめ髪
- 今年こそ身に付けよう!朝の正しいお手入れ習慣
- 毛根に栄養を補給
- マッサージで頭皮を活性化
- トリートメントで髪のダメージを保護
- 日傘を使って紫外線をカット
- 髪を育てながらスタイリングを楽しもう♪
- 頭皮や髪に負担をかけず、ヘアアレンジを楽しめます
- 毛流れに逆らうドライヤー使い♪
- トップのボリューム不足はカーラーで簡単解決!
- ジグザグ分け目で地肌を隠してボリュームUP
- 汗でベタつく昼髪を即効でリペア
- かんたん超時短!パッとUVブロックアレンジ
- ミディアム・ロング
- ショート・ミディアム
朝の正しい育毛ケアで紫外線から頭皮を守ろう!
日焼けに止まらず、シミやしわといった肌悩みに繋がる紫外線。肌の奥に入り込み、ジワジワと細胞を破壊することで老化を促進します。
そんな紫外線の5月の照射量はすでに真夏レベル。肌老化の実に8割が紫外線による光老化と言われており、その影響は加齢によるものよりもはるかに大きいと考えられています。
光老化は紫外線を浴びやすい顔や首、手などに顕著に現れます。つまり体の最上部にあり、顔の2~3倍もの紫外線を浴びている頭皮は光老化の脅威に最もさらされている部分。
ところが、肌の紫外線対策は万全という方でも頭皮のUVケアという意識は薄く、日常的に対策を施している人は少ないのが実情です。
毛母細胞が破壊され、髪を生み出す力が弱まる
肌に強い悪影響を与える紫外線。当然、髪や頭皮へのダメージも計り知れません。
例えば、髪がダメージを受けると赤茶けた色に変色したり、キューティクルが傷付き切れ毛や枝毛、パサつきの原因に。また気付かないうちに細胞が破壊されていくと毛母細胞が大きなダメージを受け、ヘアサイクルが乱れます。
すると髪を生み出す力が弱まり、薄毛や抜け毛の増加に繋がっていくのです。そんな紫外線が急上昇する5月は、夜のケアだけではなく朝のケアも重点的に行い、紫外線から髪や頭皮を守るお手入れが大切になります。
そこで朝ケアのすすめ。日焼け止めなどでガードできない無防備な頭部には正しい朝のケアを施して、紫外線にも揺らがない強い頭皮を作りましょう。
朝と夜のお手入れの目的とは
守りのケア、朝ケアのメリット
- 日中の紫外線ダメージに対抗する免疫力を高める。
- 紫外線やエアコンなどによる、頭皮の乾燥を防ぐ。
- 朝マッサージで、寝ている間に 停滞した血行を促進。
- 睡眠中に蒸発した水分を補給し、バリア機能を高める。
攻めのケア、夜ケアのメリット
- 洗髪で一日の汚れを取り除き、髪と頭皮を清潔にする。
- 夜マッサージで日中の疲れをほぐし、血行を促進。
- 髪や頭皮に栄養を与え、髪の成長と発毛を促す。
- 質の良い睡眠でダメージを修復。回復・成長を促す。
こんな間違い、していませんか?朝の育毛NG習慣
紫外線に対して無防備なまま外出
短時間だからと甘く見て、UV対策もせず洗濯物を干したり、お使いに出掛けたり。
わずかな時間でも頭皮負担は少しずつ蓄積していきますので、紫外線対策なしでの外出は控えましょう。
朝のシャンプー
汗や皮脂によるベタつき解消にと朝にシャンプーするのはNG。
就寝中に分泌された適度な皮脂こそ、紫外線などの外的刺激から頭皮を守ってくれるバリアの役割を担っています。
ポニーテールやひっつめ髪
高い位置にキュッとひっつめ髪…暑くなるとしがちですが、長時間、同じ方向に引っ張られた頭皮は血流が悪くなるため栄養が届かなくなり、抜け毛の原因に。
きつく結ぶのは避けましょう。
今年こそ身に付けよう!朝の正しいお手入れ習慣
いつも使っているアイテムでも、使用頻度や使用料を工夫するだけで紫外線に負けない頭皮は作れます。朝の正しいお手入れ習慣を身に付けて、健康な頭皮と美しい髪を守りましょう。
毛根に栄養を補給
育毛剤は朝・夜の1日2回。特に初夏は、紫外線対策の面でも朝の使用が大切です。
朝の量を少し増やしてエアコンによる頭皮乾燥を防ぐとともに、日中の紫外線に対抗する免疫力を高めてあげましょう。
メリット1.日中の紫外線ダメージに対抗する免疫力を高める効果
メリット2.紫外線や室内エアコンなどによる頭皮の乾燥予防
マッサージで頭皮を活性化
頭皮の血流停滞は、髪を作り出すための栄養供給を妨害します。
育毛剤を塗布したら、血行をより促進するためのマッサージを。ヘアブラシでトントンと頭皮に刺激を与えるだけで、頭皮を活性化できます。
メリット1.髪を作る毛母細胞を活性化するために栄養をしっかり運ぶことができる
メリット2.フェイスラインのリフトアップ効果も期待できる
トリートメントで髪のダメージを保護
トリートメントはシャンプー同様、夜の1回で十分。
メリット1.日中受けたダメージを修復し、キューティクルを整える
メリット2.髪の毛をツヤツヤにハリ感もアップ、手触りもサラサラに
日傘を使って紫外線をカット
帽子は蒸れに繋がるため、おすすめは日傘。
日傘をさすだけで髪や頭皮が浴びる紫外線の量は大幅にカットできます。UV加工されたもの、色の濃いものの方が、カット効果がより高くなります。
メリット1.日傘はUV加工が施されたものを選ぶ
メリット2.地面からの照り返しにも注意!傘の内側の色が黒寄りのものがより有効
正しいケアを実践するだけで頭皮を紫外線から守れます。健康な頭皮、美しい髪をキープするのはあなたの習慣次第です。
髪を育てながらスタイリングを楽しもう♪
頭皮や髪に負担をかけず、ヘアアレンジを楽しめます
日差しもまだ柔らかく、外出するのが楽しくなる春。せっかくならおしゃれして、ウキウキ気分でお出掛けしたいですよね。
そんな時季だから、洋服に合わせてヘアスタイリングもできるだけおしゃれしたいところです。皆さんご存知の通り、お手入れ中の頭皮はとても敏感。
春になり新陳代謝もアップして頭皮環境がようやく整ってきているのに、刺激を与えるのは躊躇してしまうこともあるでしょう。でも、ポイントを押さえることで、頭皮や髪に負担をかけずヘアアレンジを十分楽しめます。
今回は頭皮に優しいヘアスタイリングのコツや仕上げ方、さらには春から照射量が急増する紫外線予防の対策をまとめました。さあ、春を楽しみましょう。
毛流れに逆らうドライヤー使い♪
スタイリングの前にまず乾いた髪の根元をしっかり濡らしましょう。朝の寝グセ直しにマイナチュレ育毛剤を使うのも◎。根元から立ち上げることを意識して、髪の毛流れに逆らうようにドライヤーを当てて仕上げます。最後にトップをワックスなどでなじませれば、ふんわりスタイルが完成です。
トップのボリューム不足はカーラーで簡単解決!
カーラーを使った簡単ボリュームアップ術で、ペタンと寝てしまうトップに少し強めのボリュームを。ポイントはカーラーを巻き付ける方向とは逆側に毛束を倒してから、カーラーを巻いていくこと。巻き幅はカーラーの長さと同程度にとどめることで仕上がりがキレイになります。
ジグザグ分け目で地肌を隠してボリュームUP
真っすぐな分け目はきれいに見えますが、育毛中の頭皮には負担がかかるもの。分け目の位置は定期的に変えたいところです。そこで分け目をジグザグにチェンジ! コームの柄を使ってジグザグを作るだけで分け目周辺の髪も立ち上がりやすくなり、ボリューム感もアップします。
汗でベタつく昼髪を即効でリペア
せっかく整えたスタイリングも、頭皮の汗や皮脂のせいで昼過ぎにはベタついて残念髪に…。そんなときは根元ブラッシングで即効リペア。汗がひどい場合はシートで拭き取ってから、水で濡らした手で根元から髪をつかんで立ち上げましょう。ワックスは水を加えるとスタイリング力がアップします。
かんたん超時短!パッとUVブロックアレンジ
薄毛や抜け毛に繋がる紫外線ダメージから頭皮を守るために、髪をUVブロックアレンジしてあげましょう。ポイントは髪の表面積を大きくして分け目を隠し、頭皮に紫外線が直接当たらないような工夫を施してあげること。仕上げにスカーフなどを使って華やかに。春らしいアレンジを楽しみましょう。
育毛剤は朝・夜の1日2回。特に初夏は、紫外線対策の面でも朝の使用が大切です。
朝の量を少し増やしてエアコンによる頭皮乾燥を防ぐとともに、日中の紫外線に対抗する免疫力を高めてあげましょう。
ミディアム・ロング
- ポニーテールを作るように片手で髪をまとめます。もう一方の手で毛束を持ち、手をぐるりと回転させて髪を巻き込みましょう。
- くるくるとトップに引き上げるようにしてお団子を作り、ピンで留めて完成。
- スカーフやバンダナを襟足から髪をすくうように巻き付けてアレンジ。これだけで紫外線をより大幅にカットできます。
ショート・ミディアム
- 襟足やサイドに細めのカーラーを使って動きを付けていきます。
- ヘアバンドなどを使って髪をまとめていきましょう。
- トップ全体に髪がふんわり広がるように仕上げるため、ワックスなどで毛先を遊ばせましょう。