良い抜け毛と悪い抜け毛の違い

良い抜け毛と悪い抜け毛の違い

抜け毛が多くて気になるという方は、毛髪の状態や毛根の色や形、ふくらみなどをチェックしてみましょう。

抜け毛には良い抜け毛と悪い抜け毛があります。

良い抜け毛とは毛髪サイクルの過程で成長期・退行期を終え、休止期に移行した抜け毛のこと。

すなわち、生え変わりのために「抜けるべくして抜けた、自然な抜け毛」を意味します。
それに対して、悪い抜け毛とは発毛や成長が滞り、抜けてはいけない時期や段階で抜けてしまう「脱毛症」による抜け毛のことです。
良い抜け毛、悪い抜け毛は抜けた毛髪や毛根の状態で見分けることができます。

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個人差はありますが、一般的に日本人の毛髪量は平均10万本程度で、健康な頭皮環境でも毎日50〜100本程度の抜け毛があると言われています。
しかし、本数はあくまでも目安。抜け毛の良し悪しは本数だけでは判断できません。
たとえ1日100本以内でもその中に脱毛症による悪い抜け毛の量が増えていることもあります。
また、毛髪量が10万本というのはあくまでも平均値で、多い人と少ない人では6万本〜14万本もの差があります。
このため、毛髪量の多い人は生え変わりの抜け毛の量も多くなります。
さらに、40代以降の毛髪量は急激に減少していきますので、全体の毛髪量と比較して抜け毛の多さを考える必要があります。

健康な頭皮であれば、一度にまとめてごっそりと毛髪が抜け落ちるということはありません。
このような抜け毛が多い場合は頭皮環境の乱れを疑い、早めに対処しましょう。
こうした悪い抜け毛を良い抜け毛と勘違いして、見過ごしてしまうことが一番危険です。

頭皮の乾燥や冷え、血行不良は抜け毛の重大要因。
この時季は抜け毛予防に注力することが大切です。

秋は抜け毛が増える季節と言われます。しかし、抜け毛の秋だからと油断は禁物。
なかには、紫外線ダメージの蓄積や乾燥、血行不良による悪い抜け毛が増えている可能性もあるからです。
薄毛が進行しないためには、早めに対応することが大切です。
 悪い抜け毛はストレスや栄養不足、乾燥、血行不良などの要因でヘアサイクルが乱れることで引き起こされます。
頭皮が乾燥すると、皮脂量やバリア機能が低下し、外部からのダメージを受けやすくなります。また、冷えによる血行不良も大きく影響します。
頭皮の血行が悪くなると、毛髪の成長に必要な酸素や栄養が十分に行き渡らなくなり、せっかく生えた毛髪が途中で抜け落ちてしまうことになるのです。

この先、日に日に寒さや乾燥が厳しくなっていきます。
この時季は、育毛剤やマッサージなどでしっかりとうるおいケアを施し、抜け毛を予防することが、薄毛対策にも繋がるのです。

この時季の抜け毛予防におすすめ

頭皮マッサージで血行促進!

育毛剤で頭皮をマッサージして、血行促進。入浴時は湯船につかることも大事です。

頭皮のうるおいを守る乾燥ケアを!

頭皮のうるおいを守るシャンプーで優しく洗髪。その後は育毛剤でしっかり保湿を。

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