あなたの汗は良い汗?悪い汗?
公開日2024.09.12
更新日2024.09.12
暑い夏は外出をせず、冷房の効いた室内で過ごしたいもの。
しかし、汗をかく習慣がなくなると体温調節がうまくできなくなり、熱中症などの不調に陥りやすくなります。
目次
- あなたの汗は大丈夫?
- 良い汗ですっきり爽快!汗腺トレーニング
- 1.有酸素運動で衰えた汗腺を目覚めさせる
- 2.冷房に頼らず自然風を活用
- 3.手足高温浴と半身浴を連続で
- 頭皮環境を守ろう
汗は体温を下げるために排出されますが、そのためには汗が肌から蒸発してくれなければなりません。
良い汗は小粒でサラサラ、限りなく水に近いため蒸発しやすく体温調節が効率よく行えます。
一方、悪い汗は大粒でベタベタ…。
蒸発しにくい上、ダラダラと流れ出てくるため塩分やミネラルなども流出しやすくなります。
この汗は体温調節には向かないムダ汗で、逆に疲労を感じやすくなるのです。
あなたの汗は大丈夫?
汗腺の衰え度をチェックしよう
・普段からあまり歩かない、運動もしない
・汗がしょっぱくて、ニオイも気になる
・入浴後は冷房で体を冷やす
・汗がベットリしていて肌に残る感じがある
チェックが多いほど汗腺が衰えて悪い汗をかいています!
良い汗ですっきり爽快!汗腺トレーニング
1.有酸素運動で衰えた汗腺を目覚めさせる
ゆっくりと良い汗をかくには有酸素運動が最適。30分ほどを目安に、じんわりと汗ばむ速度でのウォーキングを日々の習慣にしましょう。
2.冷房に頼らず自然風を活用
冷房の設定温度27度を目指して少しずつ慣らしていきましょう。どうしても暑い場合は、首筋を保冷剤で冷やしたり、扇風機やうちわを有効活用してみましょう。
3.手足高温浴と半身浴を連続で
42~44度の熱めのお湯に手足を浸ける手足高温浴がおすすめ。その後は水を足して湯温を37~38度のぬるめにして半身浴をすれば、サラサラの良い汗をかけるように。
頭皮環境を守ろう
頭皮の汗はこまめに拭き取る
雑菌の繁殖につながる頭皮の汗はハンカチなどを使って優しくこまめに含み取り、清潔な環境をキープしましょう。
汗腺トレーニングを始めて、今年はすっきり爽快な良い汗をかきましょう。