NHKにも出演した美容師が伝授！育毛しながら安心ヘアアレンジ

マイナチュレ事業部、美容師の高橋が育毛しながらできるヘアアレンジを皆さんに伝授します。

	高橋　綾(美容師歴15年以上/ヘアケアのプロとしてNHK文化センターで毛髪に関するセミナーも開催／毛髪診断士®認定指導講師/ホームケアヘッドセラピスト®) 私も脱毛で悩んだ経験があるので、気持ちは痛いほど分かります！

美容師が絶対しない勘違いNG習慣

育毛中は、頭皮も心もデリケート。恥ずかしさが先立って、美容室から足が遠のいてしまうという人も少なくないのでは…。そんな時に陥りがちなのが、独自の勘違いヘアケアです。

例えば、「毛髪量を減らしたくないからロングヘア」、気になるところを隠すため「分け目の位置はいつも同じ」、トップのボリュームを出すため「根元からたっぷりヘアスプレー」など…。

これらは一例ですが、育毛期間中は美容師が絶対にしないNG習慣。頭皮に余計な負担をかけてしまうからです。あなたの普段のヘアケアは大丈夫ですか？

あなたは大丈夫!?育毛ケアにNGな習慣

①ひとつ結びは血管を圧迫!?お団子ヘアは蒸れに注意！

結んだ髪をほどいた時、緊張がほぐれてスッキリしたということはありませんか？ひとつ結びは多くの髪を一ヵ所にまとめるので、頭皮をきつく引っ張り血管を圧迫。血流が悪くなります。

透けた頭頂部を隠そうとお団子ばかりにしていると蒸れから雑菌が繁殖しやすくなります。また、お団子を作るためにゴムやピンを使っていると、頭皮が二重に引っ張られてしまいます。

ゴムではなく、ヘアクリップを使うとふんわりと結わえるので頭皮のリスクを減らせます。たまには髪をおろして、頭皮マッサージを心がけて！

②根元から髪を梳かしていませんか？

血行を良くするためにと、根元からブラッシングしていませんか？根元から毛先に向けて一気に梳かすと途中で引っかかり、頭皮にダメージを与えることも。健康な髪も抜けてしまいかねません。

毛先から徐々に梳かしていくと、負担をかけず、からみを取ることができますよ。

頭皮にやさしい&ボリュームふんわり！カーラーテクニック

くるりと巻いてあとは待つだけ。たった10分で気になるトップにふんわりボリューム。育毛しながら気軽におしゃれが楽しめます。

どうしてカーラーがいいの?

髪を傷めるホットアイロンも、毛穴を塞ぐヘアスタイリング剤も使わない!育毛中でも安心して使える便利アイテムが「マジックカーラー」。マジック起毛のテープが髪を巻きつけるので、ゴムもピンも使わず頭皮にもやさしいです。

外側にマジック起毛のテープ、内側にアルミが貼ってあるカーラーがおススメ。少し長め（10㎝程度）のものが巻きやすくてベスト。

巻き方テクニック

①つむじの周りを囲むように髪を取り、持ち上げます。毛先ではなく、髪の根元からカーラーに巻きつけていきます。

②巻き終わったら、キュッと根元に押し付けて固定。カーラーの中にドライヤーで温風をあて、しばらく放置して形を作ります。
※時間がない場合は、冷風で熱を飛ばしてもOK

最後にドライヤーで固定しましょう。

高橋が育毛時の髪の疑問にお答えします！

Q　ボリューム不足を補うためにロングヘアにしていますが、見た目の印象は変わらず、思ったようにいきません。

Q　外出時は人の視線が気になって帽子が欠かせません。でも、かぶり過ぎは良くないとも聞きます。

ワンポイントアドバイス

ポイントは“ひし形”のシルエット！
ボリュームや見た目の印象は、カットで改善できることも多いです。特に「ひし形」の原則は、豊かな髪に見せる基本テクニック。髪を切る際は、この「ひし形」をイメージして、美容師さんに相談してみてください。