女性の薄毛対策|頭皮タイプや薄毛の原因を知り、自分にあう方法で対策しましょう

女性の薄毛対策|頭皮タイプや薄毛の原因を知り、自分にあう方法で対策しましょう

世代を問わず、薄毛で悩む女性の方々は多くいらっしゃいます。薄毛に悩む女性は対策方法に悩む人も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では女性の薄毛対策について解説いたします。薄毛の原因やおすすめの対策方法など詳しく説明するのでぜひご参考ください。

目次

女性の薄毛の特徴
髪や頭皮にみられる薄毛の兆候
薄毛対策を行う前にチェックしたい「頭皮タイプ」
ドライタイプ
オイリータイプ
頭皮タイプ別薄毛対策の基本
ドライタイプが行うべき薄毛対策の基本
オイリータイプが行うべき薄毛対策の基本
女性の薄毛、考えられる3つの原因
【1】ストレスによる頭皮の血行不良
【2】生活習慣の乱れ
【3】ホルモンバランスの変化
薄毛に悩む女性におすすめの対策方法
頭皮の血行を良くする
生活習慣を改善する
栄養バランスの良い食事を心がける
育毛剤を使う
正しい方法でシャンプーを行う
頭皮の紫外線対策を行う
医療機関を受診する
薄毛対策におすすめの頭皮マッサージ
薄毛対策を行う上で押さえておきたい「ツボ」
自分でできる頭皮マッサージ
ヘアブラシを使うマッサージ方法
薄毛対策のマッサージを行う際のポイント
薄毛以外にも!頭皮マッサージで期待できる効果
まとめ
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女性の薄毛の特徴

薄毛対策をするにあたり、女性の薄毛の特徴を知っておいて損はないでしょう。女性の薄毛はホルモンバランスの変化によることが特徴的です。
更年期など女性ホルモンの分泌が減少するタイミングでは相対的に男性ホルモンの作用が強まることとなり、その結果、薄毛を発症すると言われています。
また、女性の場合は男性と比べ、全体的に髪が薄くなっていく傾向が多いです。このような髪の抜け方を「びまん性」の脱毛症といいます。

髪や頭皮にみられる薄毛の兆候

薄毛になる兆候として、抜け毛が増える、髪の毛が細くなるなどがあります。
また、頭皮が赤くなっている場合は、薄毛の原因となる炎症を起こしている可能性があり、頭皮が硬くなっている場合には、血行が悪い状態のサインです。血行が悪いと髪にハリやコシがなくなり、抜け毛の原因になります。
加えて、フケが気になる、髪のベタ付きを感じている場合は頭皮で分泌された皮脂によって毛穴が詰まり、髪の成長を阻害する可能性があります。

薄毛対策を行う前にチェックしたい「頭皮タイプ」

薄毛には様々な兆候がありますが、それはその人の頭皮によってそれぞれです。そのため、ご自身の頭皮環境にあった薄毛対策が必要です。
そのため、まずはご自身の「頭皮タイプ」をチェックすることをオススメいたします。
頭皮環境は出産や生活習慣の変化、エイジングにより皮脂分泌量が変わるため頭皮タイプも変化します。
以下に日本人に多い頭皮タイプについてまとめました。自分がどれに当てはまるか、ぜひチェックしてみましょう。

ドライタイプ

健康的な頭皮は青白いのに対し、ドライタイプの頭皮の方は全体的にピンクやオレンジっぽい色をしています。
ドライタイプになる原因としては、季節の変化、睡眠不足、ストレスなどがあります。
また、ドライタイプの方はアミノ酸シャンプーがオススメです。
しっとりとしたシャンプーを使って頭を洗う回数はなるべく1回に済ませ、頭皮が特別汚れた日や汗をたくさんかいた日だけ2回洗いにするなど、洗いすぎないように意識しましょう。

オイリータイプ

オイリータイプの特徴は頭皮に皮脂が出やすいことです。毛穴に汚れがたまりやすく頭皮全体が痒くなったり、ニキビができてしまうこともあります。頭皮の色はくすんで見えたり、赤いプツプツが出来たりしやすい傾向にあります。
また、オイリータイプの頭皮はニオイが出やすく、くせ毛や髪の毛が硬いという特徴があります。
オイリータイプになる原因としてはドライタイプと同様、季節の変化、睡眠不足、ストレスなどがあります。
オイリータイプの頭皮には、スッキリとした洗いあがりのシャンプーがオススメです。頭皮の脂が気になるからといって何度もシャンプーをする必要はありません。1日1回、頭皮や髪がキレイに洗えていれば大丈夫です。

頭皮タイプ別薄毛対策の基本

2つの頭皮タイプの違いについてご理解いただけたかと思います。
ここでは、それぞれの頭皮タイプに合わせた薄毛対策の基本についてご説明いたします。

ドライタイプが行うべき薄毛対策の基本

ドライタイプの方は、まずはシャンプーの見直しを行うのがオススメです。
洗浄力の強いシャンプー液ですと、皮脂を余分に洗い流してしまいます。
また、洗い方にも注意です。爪を立ててゴシゴシ洗うと頭皮にダメージを与えてしまい、かえって薄毛につながってしまいます。
保湿力の高いシャンプーで指の腹を使ってやさしく洗うように心がけましょう。

オイリータイプが行うべき薄毛対策の基本

オイリータイプの方もシャンプーの見直しを行うのがオススメです。
オイリータイプの頭皮にはアルコール系やせっけん系がよいとされていますが、皮脂を洗いすぎてしまうと、過剰分泌を招いてより悪化させてしまう恐れがあるので注意です。
“髪の毛を洗う”のではなく、“頭皮をキレイにする”ことを意識し、指の腹でやさしくシャンプーをしましょう。

女性の薄毛、考えられる3つの原因

また、それぞれの頭皮タイプに共通した薄毛の原因もございます。
頭皮タイプと並行して、以下の女性の薄毛が起こる3つの原因にも着目していきます。

【1】ストレスによる頭皮の血行不良

ストレスを受けて緊張状態となると、交感神経が活発になります。
交感神経が活発になると血管が収縮してしまい、栄養がうまく回らなくなるため、結果として薄毛につながる可能性があります。

【2】生活習慣の乱れ

睡眠不足などの生活習慣の乱れは成長ホルモン分泌量の低下につながります。
さらに、ダイエットや偏った食生活も栄養不足をまねき、どちらも頭皮にも悪い影響を与えることとなります。

【3】ホルモンバランスの変化

また、ホルモンバランスの変化が薄毛につながる場合もあります。
加齢によるものと偏った食生活によるものがあるので、それぞれ解説していきます。

加齢によるもの

加齢による閉経によって女性ホルモン分泌量が減少すると、相対的に男性ホルモンが強く作用する状態となります。
男性ホルモンの比率が高くなると抜け毛が増え、また発毛量も減るため、薄毛につながりやすくなってしまいます。

偏った食生活

偏った食生活もホルモンバランスを変化させてしまいます。
偏った食生活により女性ホルモンが減った結果、男性ホルモンの比率が増えることとなり、抜け毛や髪が細くなることにつながる可能性があります。

薄毛に悩む女性におすすめの対策方法

ここまで、頭皮や女性特有の薄毛の原因について解説をしました。
ここからは本題の薄毛の対策方法について解説していきます。

頭皮の血行を良くする

頭皮の血行を良くすることはいずれの頭皮タイプにとっても薄毛対策となります。
ストレスはなるべく発散し、頭皮の血流が悪くならないよう心がけましょう。
また、マッサージなど頭皮の血流を改善する習慣をつけることも薄毛対策としてオススメです。

生活習慣を改善する

生活習慣を改善し、ホルモンバランスを整えましょう。
ストレスや疲労、睡眠不足は自律神経の乱れにつながり、毛髪の成長にマイナスにはたらいてしまいます。
成長ホルモンが分泌される午後10時から午前2時の間はなるべく質の良い睡眠をとるようにしましょう。

栄養バランスの良い食事を心がける

過度なダイエットによる栄養不足を避け、バランスよく栄養を摂取しましょう。
特に薄毛の対策には、髪の成長に効果的な栄養素であるたんぱく質や亜鉛などのミネラル、ビタミン、大豆イソフラボンなどの成分を摂るのがオススメです。

育毛剤を使う

また、薄毛の症状に悩む前からスキンケア感覚で育毛剤を取り入れていくこともオススメします。
育毛剤の使用を検討される際は、男性用と女性用で育毛剤の濃度が異なる場合もあるため、女性向けの育毛剤を使用されるのが良いでしょう。

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正しい方法でシャンプーを行う

頭皮タイプに関わらず、正しい方法でのシャンプーは薄毛対策には欠かせません。
まずは髪を洗う前にブラッシングをして頭皮や髪の汚れを落としましょう。頭頂部に血液をあげるイメージで下からの上に向かって血液を押し流すようにするのがポイントです。

実際にシャンプーをする際にはドライタイプ、オイリータイプに関わらず、爪を立てずに、指の腹でやさしくマッサージするように洗いましょう。

髪を洗い、すべて流し終えたら、タオルドライをします。
切れ毛や抜け毛の原因となってしまうので、こすり過ぎないことがポイントです。
育毛剤をつけるのは髪を洗ったあとのこのタイミングがオススメです。

頭皮の紫外線対策を行う

紫外線は頭皮の炎症を起こす原因となってしまいますので、しっかり対策しましょう。
頭皮専用の日焼け止めや帽子、日傘などで紫外線によるダメージを防ぐことは薄毛対策になります。

医療機関を受診する

病気による薄毛の治療をしたい場合や、処方薬による治療を希望する場合は医療機関の受診をオススメいたします。
また、女性のAGA治療では主に「ミノキシジル」と「スピロノラクトン」という2種類のお薬を用います。治療の前に、効果や副作用などを知っておくと良いかと思います。

ミノキシジル

発毛と抜け毛の進行予防の効果があり、男性のAGA治療でも使用されています。内服することで高い効果を発揮しますが、頭皮に直接塗る外用薬もあります。
副作用として血圧の低下や心拍数の増加があり、頭髪の増加に伴い、身体の他の部位の毛量も増加するのが一般的です。

スピロノラクトン

男性ホルモンであるジヒドロテストテロン(DHT)を抑制することで、抜け毛を予防する効果がある内服薬です。
発毛を促すミノキシジルと併用することでより高い効果を発揮しますが、頻尿や低血圧、生理不順などが副作用としてあげられます。

薄毛対策におすすめの頭皮マッサージ

薄毛対策にはマッサージも有効です。マッサージで血行を促進することで髪に必要な栄養が届きやすくなります。また、毛穴の詰まり解消やリラックスな状態に保つ働きをサポートするので、頭皮環境を改善することの効果が期待できます。
以下では頭皮マッサージの方法やポイントを解説していきます。

薄毛対策を行う上で押さえておきたい「ツボ」

まずは、薄毛対策を行う上で押さえておきたい「ツボ」についてご紹介いたします。
ツボはいくつか種類がございます。

・百会(ひゃくえ)
血行促進と育毛作用が期待できると言われています。
両耳から頭頂部へ向かう線と、顔の中心から頭頂部へ向かう線が交差する位置にあります。

・通天(つうてん)
百会から左右両側にわずかにずれたところ。頭皮の血行をよくして抜け毛の進行を遅らせる働きが期待できます。

・天柱(てんちゅう)
血行促進とともに、ストレス緩和作用があるといわれているツボです。
首の後ろ、髪の生え際部分にある、2本の太い筋の外側にあります。

・玉枕(ぎょくちん)
頭頂部の薄毛にアプローチするツボで血行を促進させます。
後頭部の盛り上がっている部分の中心から、指2本分外側にあります。

・風池(ふうち)
天柱のすぐ外側で1センチほど上にずらしたところにあります。
こちらも頭皮の血行をよくする効果が期待できます。

・跗陽(ふよう)
頭頂部の薄毛に作用するとともに、肩こりを緩和してくれるといわれているツボです。
こちらは下半身にあり、ふくらはぎにある骨とアキレス腱の境、くるぶしの頂点から指4本分ほど上にあります。

・湧泉(ゆうせん)
育毛作用のほか、疲労や冷えなどにもいいと言われるツボです。
こちらも下半身で、足の裏の、第二、第三の指の骨の間から、かかと側に降りた位置にあります。足の指を曲げると少しくぼむ位置です。

自分でできる頭皮マッサージ

実際にマッサージをする際は以下の手順でやってみましょう。
①小指の腹をこめかみにあて、親指以外の指で左右の耳の延長戦に沿って頭皮を揉み上げるようにしてマッサージします。2~3回ほど繰り返してください。

②後頭部にある「百会」のツボを、10回ほど親指以外の指の腹で刺激します。
「百会」のツボは、両耳から頭頂部へ向かう線と、顔の中心から頭頂部へ向かう線が交差する位置にあります。

③頭頂部から後頭部、首の後ろへとゆっくり手をおろしながらマッサージします。2〜3回ほど繰り返して行ってください。

マッサージの仕上げにツボを押してあげましょう。
息をゆっくり吐きながら5〜10秒かけてツボを押し、指を話さずに力を抜き、同じところをまた押しましょう。これを5回くらい繰り返すと効果的です。

ヘアブラシを使うマッサージ方法

ヘアブラシを使ったマッサージも適度に頭皮を刺激できるためおすすめです。
ヘアブラシを使う場合は、頭皮のクッション性があり、先端が丸くなっているものを選びましょう。
頭皮を傷つける心配が少なく、程よい刺激を与えてくれます。

加えて、静電気は髪へのダメージを与えてしまいます。木製や竹製などの植物系、または猪や豚などの動物系のヘアブラシは静電気が発生しにくいといわれています。

ヘアブラシを使ったマッサージは以下の手順で行いましょう。

①全体をやさしくブラッシング
頭皮を傷めないよう、ヘアブラシの先端でやさしくブラッシングします。頭頂部から後頭部、側頭部など、上から下へ全体的にかけましょう。

② ブラシを下から上にかける
頭頂部に血液を送るイメージで、下から上へとブラッシングしていきます。髪の毛が長い方は髪を持ち上げると、やりやすくなります。

③ ブラシの全面を使ってツボ押し
こめかみや前頭部、側頭部、後頭部など、ブラシをぎゅっぎゅっと軽く押し当ててマッサージを行います。力を入れすぎたり、強く押し当てたまま動かすと頭皮を傷つけてしまうので、気持ち良いと感じる程度の力で行いましょう。

薄毛対策のマッサージを行う際のポイント

マッサージを行う際には以下のポイントに注意しましょう。

・リラックスタイムに行う。
頭皮マッサージをするタイミングは寝る前やバスタイムなどのリラックスタイムが良いとされています。特にシャンプーをするタイミングは、毛穴の詰まりや汚れを落としやすくなるためおすすめです。

・過度なマッサージは避ける
気軽にできるマッサージですが、やりすぎは禁物です。
頭皮に過剰な刺激を与えてしまうと逆効果なので、目安としては1日3回程度にしましょう。

薄毛以外にも!頭皮マッサージで期待できる効果

薄毛対策以外にも頭皮マッサージには副次的な効果があるとされています。

例えば、おでこのたるみは、前頭部の筋力低下やコリによって起こっている可能性があります。前頭部とともに頭頂部もマッサージしてあげることで、肌を引き上げる効果が期待できます。

また、側頭部の筋力は目じりや頬、口角などに関係しています。顔全体のたるみや二重あごなどが気になり始めた場合、側頭部のマッサージがおすすめです。

まとめ

一口に薄毛といっても頭皮タイプや原因によって対策方法も様々です。
規則正しい生活をしたり、お風呂上がりにマッサージをするなど、頭皮タイプ共通のケアはもちろんのこと、頭皮タイプに合わせたシャンプーを選び、洗い方にも注意しながらケアをしてあげましょう。

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