頭皮の汚れを落とす洗い方|頭皮の汚れを落とす方法や正しい髪の洗い方など詳しく解説
公開日2022.03.23
更新日2024.03.05
かゆみやニオイなど頭皮のトラブルが発生しており、気になっている方も少なくないのではないでしょうか。この記事では、頭皮の汚れをしっかり落としたいと考えている方に向けて、頭皮の正しい洗い方を解説します。シャンプーの際に意識したいポイントについても解説するため、ぜひ参考にしてください。
目次
- シャンプーの目的は頭皮の汚れを落とすこと
- 頭皮汚れの種類
- ほこりや花粉など
- 皮脂や古い角質など
- 頭皮の汚れを落とす5つの方法
- 自宅でのシャンプー
- 頭皮クレンジング
- シャンプー前のプレケア
- ヘッドスパ
- セルフヘッドマッサージ
- シャンプーの正しい選び方
- 頭皮の汚れを落とす正しい髪の洗い方
- シャンプー前にはブラッシングする
- 「予洗い」で髪の汚れの約90%を落とす
- シャンプーは泡立ててから頭皮と髪につける
- 「溜めすすぎ」でしっかり流す
- トリートメントやコンディショナーは頭皮につけない
- こすらないようにタオルドライする
- 正しいシャンプーのポイント
- シャンプーでは頭皮をしっかり洗うことが重要
- 朝シャンではなく夜に髪を洗う
- 頭皮トラブルの原因を招きやすい「生乾き」に注意する
- まとめ
シャンプーの目的は頭皮の汚れを落とすこと
シャンプーは、髪の表面についている汚れを落とすためのものだと考えている方もいるかもしれません。しかし、シャンプーの最大の目的は、頭皮の汚れをしっかり落とすことです。頭皮に溜まっている汚れをしっかり落とすためには、具体的にどのような汚れがついているのかを把握することが大切です。頭皮汚れの種類については以下で解説します。
頭皮汚れの種類
頭皮にはさまざまな汚れが溜まります。ここでは、頭皮汚れの具体的な種類について解説します。
ほこりや花粉など
頭皮には、ほこりや花粉なども多く付着しています。ほこりや花粉などの汚れは、お湯で流すとある程度落とすことが可能ですが、完全に落とすためにシャンプーでしっかり洗いましょう。
ほこりや花粉が頭皮に溜まっていると、頭皮にかゆみが生じたりアレルギーが起きたりする恐れもあります。
皮脂や古い角質など
頭皮には皮脂や古い角質なども溜まっています。汗ならある程度はお湯だけで流せますが、皮脂はシャンプーをしないと落とせません。皮脂をしっかり落とさないと毛穴に残った状態になります。そのまま放置していれば皮脂が酸化し、ニオイやベタつきなどの原因になるため要注意です。
また、古い角質は正しい方法でケアして落とす必要があります。古い角質が頭皮に残っている場合、ニオイやかゆみにつながります。
頭皮の汚れを落とす5つの方法
頭皮の汚れを落とすには、どのような方法を実践すればいいのでしょうか。ここでは、具体的な5つの方法を解説します。
自宅でのシャンプー
頭皮の汚れは、毎日の自宅でのシャンプーでしっかり落とすのが基本です。正しいシャンプーの仕方を理解し、きちんと頭皮を洗いましょう。自宅でのシャンプーの方法については後述するため、あわせて参考にしてください。
頭皮クレンジング
頭皮に溜まっている汚れを落とすためには、定期的に頭皮クレンジングを行いましょう。頭皮クレンジングをすることで、毎日の自宅でのシャンプーでは落としきれない汚れまできれいにすることが可能です。
クレンジングに特化しているシャンプーを使用すると、簡単に頭皮クレンジングができます。また、炭酸水やオイルを使用して頭皮クレンジングを行う方法もあります。
炭酸を使用する頭皮クレンジング
飲料用の炭酸水や市販されている炭酸クレンジングを使用し、頭皮クレンジングを行う方法です。炭酸の泡が頭皮を刺激し、汚れを落としやすくします。炭酸を使用する頭皮クレンジングは頭皮・毛髪を清浄にするため、頭皮・毛髪をすこやかに保ちたい方にもおすすめです。
オイルを使用する頭皮クレンジング
ホホバオイルやアルガンオイルなど、スキンケア用のピュアオイルを使用して頭皮クレンジングを行う方法です。オイルクレンジングは、シャンプーをする前に行います。ホホバオイルやアルガンオイルを頭皮になじませ、優しくマッサージしましょう。その後、ぬるめのお湯でオイルを洗い流してください。オイルによるクレンジングの頻度は、週に1回程度です。
シャンプー前のプレケア
シャンプーをするときは、必ず事前にブラッシングをしましょう。ブラッシングをすると、頭皮についている大きめの汚れを落とせます。汚れが少なくなるとシャンプーの泡立ちがよくなり、頭皮や髪をしっかり洗いやすくなります。また、髪の絡まりもなくなるため、シャンプーをしているときに発生する抜け毛を最小限に抑えることが可能です。
ヘッドスパ
頭皮の汚れをきちんと落とすためには、ヘアサロンなどで定期的にヘッドスパの施術を受けるのもおすすめです。プロの手で頭皮をケアしてもらえるうえに、自分では落としきれていない汚れもしっかりきれいにできます。洗い残しも生じにくく、髪や頭皮を適切な状態に整えられます。
セルフヘッドマッサージ
頭皮の血行が悪くなると老廃物が溜まりやすくなるため、自分でマッサージを行いましょう。ヘッドマッサージをすれば、頭皮の血行を促進できます。ヘッドマッサージは、シャンプーをする前後やシャンプー中に行うといいでしょう。
自分の手指を使って優しくマッサージするだけでなく、セルフヘッドマッサージ用のグッズやマッサージャーを使用するのもひとつの方法です。
シャンプーの正しい選び方
シャンプーの種類は、高級アルコール系、石鹸系、アミノ酸系に大別できます。高級アルコール系は洗浄力が高く、皮脂が多めの方に向いています。石鹸系は洗浄力がそこまで高くないため、頭皮が乾燥しやすい方でも使いやすいです。
アミノ酸系は髪や頭皮を優しく洗えるので、頭皮のトラブルを抱えている方でも使用できます。自分の頭皮の状態にあわせ、最適なシャンプーを選びましょう。
頭皮の汚れを落とす正しい髪の洗い方
頭皮の汚れを落とすためには、髪を正しく洗う必要があります。ここでは、髪の洗い方について解説します。
シャンプー前にはブラッシングする
前述のとおり、シャンプーの前にブラッシングして大きい汚れを落とすことが大切です。ただし、ブラッシングの際に力を入れすぎると、絡まった髪が抜ける恐れがあります。毛の流れに沿って全体を優しくブラッシングするようにしましょう。毛の流れは人によって異なるため、自分の毛の流れをよく確認したうえでブラッシングする必要があります。
「予洗い」で髪の汚れの約90%を落とす
シャンプーをするときは予洗いをし、髪や頭皮をしっかり濡らしてください。ブラッシングで取り切れなかった汚れも、お湯でしっかり流せばある程度落とすことが可能です。丁寧にお湯で髪や頭皮を洗い流せば、汚れの90%程度は落とせるといわれています。
ただし、熱いお湯で予洗いをすると必要な皮脂まで流してしまうため、ぬるま湯を使うのがポイントです。
シャンプーは泡立ててから頭皮と髪につける
シャンプーは原液のまま髪や頭皮につけるのではなく、必ず泡立ててから頭に乗せましょう。原液のままつけると刺激が強く、乾燥の原因になります。また、シャンプーをしっかり泡立ててから頭に乗せれば、髪や頭皮全体を優しく包み込んで洗えます。髪や頭皮をしっかり洗うためにも、シャンプーはよく泡立てることが大切です。
「溜めすすぎ」でしっかり流す
溜めすすぎとは、手のひらにお湯を溜めながら髪や頭皮をすすぐ方法です。溜めすすぎを行うと、シャワーのお湯が髪の表面だけでなく頭皮までしっかり行き渡ります。すすぎ残しを防ぎやすくなり、頭皮のトラブルの防止にもつながります。シャンプーはよくすすぐ必要があるため、溜めすすぎを実践しましょう。
トリートメントやコンディショナーは頭皮につけない
シャンプーの後に使用するトリートメントやコンディショナーは、髪だけにつけるのが重要なポイントです。頭皮にはつけないように注意しましょう。トリートメントやコンディショナーはもともと髪のために作られており、油分が豊富です。トリートメントやコンディショナーが頭皮につくと、トラブルが発生する可能性があります。
こすらないようにタオルドライする
髪を洗い終えた後は、タオルドライをしてドライヤーの熱風を当てる時間を短縮しましょう。ただし、タオルドライをするときは、髪の毛をこすってはいけません。頭全体をタオルで包み込むようにし、水分を優しく吸い取ります。髪の根元は乾きにくいため、特に入念にタオルを当てましょう。毛先に溜まっている水分は、タオルで挟むようにして吸い取ってください。
正しいシャンプーのポイント
正しくシャンプーをするためには、さまざまなポイントを意識する必要があります。ここでは、具体的なポイントを解説します。
シャンプーでは頭皮をしっかり洗うことが重要
シャンプーの目的は頭皮を洗うことであるため、全体にシャンプーを行き渡らせてしっかり洗いましょう。後頭部や耳の後ろのあたりは洗い残しが発生しやすく、特に入念に洗う必要があります。また、シャンプーのすすぎ残しが発生しないよう、しっかりシャワーで流してください。すでに解説した溜めすすぎを取り入れるのがおすすめです。
朝シャンではなく夜に髪を洗う
頭皮のトラブルを防ぐためには、朝ではなく夜のうちに髪を洗う必要があります。夜に髪を洗わず寝てしまうと、1日の汚れが溜まったままになります。頭皮で常在菌が増殖しやすくなり、頭皮のさまざまなトラブルにつながるリスクが高くなります。朝にシャンプーをするのが日課になっている方は、できるだけ夜のシャンプーに切り替えましょう。
頭皮トラブルの原因を招きやすい「生乾き」に注意する
髪が生乾きの状態のまま放置していると、雑菌が増殖します。その結果、頭皮のトラブルが発生しやすくなります。シャンプーで頭皮や髪をきれいにした後は自然乾燥させるのではなく、ドライヤーを使って素早く乾かしましょう。ドライヤーの熱によるダメージを防ぐため、スピーディに乾かすことが大切です。
まとめ
頭皮の汚れをしっかり落とすためには、毎日のシャンプーの仕方にもこだわりましょう。正しい方法でシャンプーをし、丁寧かつスピーディに乾かしてください。
マイナチュレは、2020年 通販部門 敏感肌ヘアケア市場で年間売上1位を獲得した育毛剤です。敏感肌や乾燥肌の方でも安心して使用できるよう、無添加処方にこだわっています。小さいお子さんや妊娠中の女性でも使用できるため、頭皮のケアのために役立ててください。