【年代別】女性が抱える髪の毛の悩みは?薄毛・抜け毛の原因や対策も解説
公開日2022.05.19
更新日2023.05.16
抜け毛や薄毛、パサつき、くせ毛など、髪の毛の悩みを抱える女性が多くいらっしゃいます。
この記事では、そんな女性に向けて、年代別の髪の毛の悩みや、薄毛・抜け毛を引き起こす原因、それらの悩みを解消するための対策を解説しています。
ぜひ参考にしてくださいね。
目次
- 髪の毛の悩みを抱える女性は多い
- 【年代別】女性の髪の毛の悩み
- 20代の髪の毛の悩み
- 30代の髪の毛の悩み
- 40代の髪の毛の悩み
- 50代の髪の毛の悩み
- 60代の髪の毛の悩み
- 女性の髪の曲がり角・悩みが増えるのは「40代」
- 女性が悩む「薄毛」「抜け毛」の原因は?
- 加齢
- 食生活の乱れ
- 睡眠不足
- 過度なダイエット
- ストレス
- ヘアカラー・パーマ
- 誤ったヘアケア・シャンプーの仕方
- 紫外線
- 遺伝
- 脱毛症・病気
- 女性の髪の毛の悩みを解消するための対策
- 食生活を改善する
- 良質な睡眠を取る
- 適度な運動を取り入れる
- シャンプー・ヘアケア方法を改める
- 紫外線対策を行う
- 医療機関を受診する
- まとめ
髪の毛の悩みを抱える女性は多い
一言に髪の毛の悩みと言っても、髪の毛のパサつきや枝毛、白髪、抜け毛など年齢や個人の髪質などによってお悩みは様々です。20代など若い女性でも薄毛に悩んでいる人もいらっしゃいます。
年齢による変化もありますが、生活習慣やストレスなどさまざまな要因が髪の毛や頭皮に影響を与えます。
【年代別】女性の髪の毛の悩み
それぞれの年代別での髪の悩みについて以下のようなものがあります。
20代の髪の毛の悩み
20代女性のお悩みとして最も多いのが「枝毛」や「髪のダメージ」でした。
髪の傷みや枝毛があるとヘアセットの際にうまくまとまりません。
次に多いのは「くせ毛」で、「ボリューム感」に悩む方も多いです。
また、乾燥やできものなどによる「かゆみ」や「薄毛」などのお悩みも20代女性から寄せられています。
30代の髪の毛の悩み
30代女性のお悩みとして多いのは、「枝毛」や「くせ毛」「ボリューム感」となり、20代女性と大きくは変わりません。しかし、30代女性が特に気をつけたいのが「白髪」のケアです。年齢が原因で黒い髪の元になる「メラノサイト」の機能がうまく働かなくなると、白髪が増える原因になります。
40代の髪の毛の悩み
40代は「白髪」に悩む方が増えてきます。さらに40代は加齢が原因で髪に艶とハリが失われ、ぱさつき、抜け毛などが増えます。また、乾燥の悩みも増えるので、髪全体に悩みを感じている様子がうかがえます。
50代の髪の毛の悩み
50代は「白髪」に不安を感じる方が4割を超えます。各年代を通じて、「白髪」で悩んでいる方の割合が最も多く、60代女性と比較しても50代の女性が最も白髪に悩んでいるという結果となっています。
60代の髪の毛の悩み
60代は「白髪」に悩む人が一番多くなります。歳を重ねるごとに白髪が増えてきて、ちょうど髪全体が白髪で真っ白になる方も出始めたりで同じ年代の方と比べて、若々しさの面で悩んでいる方も多いのかもしれません。また、「ボリューム感」と関連して、同じくらいの割合で「薄毛」に悩む人がいらっしゃいます。
女性の髪の曲がり角・悩みが増えるのは「40代」
個人差はありますが、女性の髪の毛に大きく変化が現れるのは、30代後半~40代ごろと言われています。
それは頭皮が変化することが原因の一つです。
よく「お肌の曲がり角」などと言ったりしますが、頭皮も肌の一部なので、お肌の変化に伴って頭皮、ひいては髪質も変化します。
女性が悩む「薄毛」「抜け毛」の原因は?
女性の髪の悩みの中でも最も多くご相談をいただくことが多いのが「薄毛」や「抜け毛」です。薄毛や抜け毛の原因について、解説いたします。
加齢
抜け毛や薄毛の原因の一つとして、加齢とホルモンバランスがあります。
女性の薄毛は更年期以降に増加する傾向にあります。これは加齢に伴いヘアサイクルが変化するため、年齢を重ねるごとに髪の毛が軟毛化していくことが挙げられます。
特に40歳代から髪の毛が細く軟らかくなっていくことが知られています。これは、成長期の毛髪の割合が減少し、相対的に休止期の毛髪の割合が増加していく結果であると考えられます。
コシのない軟らかい髪の毛が増えてしまったことにより、抜ける髪の毛の量は増えていきます。しかし発毛量が減っていくということから薄毛になっていくことが考えられます。
食生活の乱れ
食生活の乱れも抜け毛や薄毛につながります。食生活の乱れにより女性ホルモンが乱れることが原因と言われています。
女性ホルモンには、髪の毛のサイクルを整える、健康な髪の毛を保つといった働きがあります。女性ホルモンと同じような働きを持つのが大豆食品に含まれる大豆イソフラボンです。髪の健康を保つためには、普段から豆乳や納豆などを積極的に摂取するとよいでしょう。
また、甘いものやファストフードなど、油分が多く含まれている食べ物を多く摂取すると、過剰に分泌された皮脂が毛穴に詰まってしまいます。油分が頭皮に付着した状態が続くことで、薄毛を引き起こす原因になります。
普段の食生活では油分の多い食べ物を取りすぎないようにし、ビタミンBを豊富に含む魚介類などの摂取を心がけましょう。ビタミンBは皮脂の過剰分泌を抑える働きをしてくれます。
睡眠不足
睡眠不足は、新しい髪の毛を育むための成長ホルモン不足につながります。成長ホルモンは眠っている間に分泌されるためです。日々の家事や仕事で帰りが遅くなる方や、つい夜更かしをしてきちんと睡眠がとれていない場合は、睡眠習慣の見直しをしましょう。
過度なダイエット
体型を気にして無理なダイエットをするのは薄毛・抜け毛の原因になります。体重を減らしたいからといって食事回数や食事量を極端に減らしたり、同じものばかり食べ続けたりしてはいないでしょうか。
食事制限による無理なダイエットは、身体に必要な栄養素の不足や血流の悪化などを引き起こし、薄毛の原因となります。ダイエットをしたいときは過度な食事制限をするのではなく、きちんと食べて運動をするのがおすすめです。
ストレス
社会生活を送っていると、どうしてもストレスを感じやすくなります。
ストレスを発散できずにため込むと、血流の悪化や自律神経の乱れ、食欲不振などにより、薄毛の原因となる様々な不調を引き起こします。できるだけストレスをためこまないよう意識することが大切です。
ヘアカラー・パーマ
ヘアカラーやパーマも、やりすぎることで髪や頭皮のダメージとなり、薄毛の原因を作り出します。短期間にヘアカラーやパーマを何度も繰り返すのは避け、髪への負担をできるだけ抑えるようにしましょう。
また、髪の毛の長さや量を自在に調整できておしゃれに便利なエクステにも注意が必要です。エクステを付けることによって同じ部分の髪の毛が引っ張られ、毛根にダメージを与えてしまう可能性があります。
誤ったヘアケア・シャンプーの仕方
美容のために、シャンプーやトリートメントなどの毎日のヘアケアに時間をかける女性はたくさんいます。しかし、この日々のシャンプーやトリートメントもやり方を間違えると薄毛や抜け毛の原因になります。
正しいと思って行っているヘアケアが誤っていることで、頭皮環境の悪化や髪のダメージを招き、薄毛を進行させてしまうのです。ヘアケアは毎日継続して行うことから、誤っているとダメージが蓄積してしまいやすいため、注意が必要です。自己流のヘアケアが誤っていないかを見直し、正しいケアをすることが大切です。
紫外線
髪の毛や頭皮に直接紫外線を浴び続けると、「光老化」につながります。
特に頭皮は顔よりも紫外線の影響を受けやすく、光老化によって頭皮が硬くなり血行不良を招く恐れがあります。
遺伝
年齢やホルモンのバランスによる抜け毛は遺伝も深く関係しています。そのため、親族で薄毛の女性が多いという方は、薄毛になる可能性が高くなるといえます。
脱毛症・病気
病気が原因になるものとしては円形脱毛症や膠原病などの自己免疫疾患や、慢性甲状腺炎などの全身性疾患によって脱毛の症状が出現するもの、貧血で血液のめぐりが悪く、頭皮に十分な栄養が送られないことによるもの、消耗性疾患により栄養が充分に摂れていないというものが考えられます。
また、頭皮自体の炎症(脂漏性皮膚炎など)も重症である場合、薄毛の原因になり得る可能性があります。
女性の髪の毛の悩みを解消するための対策
女性の抜け毛や薄毛の原因を解説しましたが、こういった悩みを解消するための対策について、ご紹介します。
食生活を改善する
まず意識してもらいたいのが、バランスのよい食事です。どんなものを食べる際も、多すぎず少なすぎずの量を心がけ、バランスよく食べることが大切です。
具体的に意識して摂っていただきたい栄養素などはこちらを参考にしてみてください。
良質な睡眠を取る
睡眠時間をしっかり確保しましょう。(理想は7時間程度)
特に午後10時~午前2時は成長ホルモンの分泌量が増える時間帯のため、この4時間に睡眠が取れることが理想です。
また、たくさん眠れば良いという事でもなく、睡眠の質を高めることも重要です。
就寝前にスマートフォンを操作しているとブルーライトの影響で深い眠りに入りにくくなります。ベッドに入ったらスマートフォンを操作しない、またはブルーライトカットのシール等を貼る事も対策として可能です。
また、お風呂にしっかりと浸かり、体温を上げることでスムーズに睡眠に入ることもできます。忙しいからといってシャワーだけで済まさず、しっかりとお風呂に浸かりましょう。
適度な運動を取り入れる
適度な運動は、全身の血流改善やストレス解消にもつながります。
しかし、いきなり激しい運動をしてしまうとケガをしてしまう場合もあるので、できる事から取り入れてみましょう。
日々の移動の際、早歩きを意識する、なるべく階段を使う、等でも運動効果は得られます。
シャンプー・ヘアケア方法を改める
シャンプー等のヘアケアは日々行うことですので、前述しましたが、誤った方法で行っているとダメージを蓄積してしまいます。
正しいシャンプーの仕方や自分にあったシャンプーの選び方について、こちらにまとめています。
紫外線対策を行う
特に夏場や紫外線の強い時期には肌だけでなく頭皮・髪もしっかりと紫外線対策を行いましょう。
外出時には日傘をさす、帽子をかぶる、頭皮専用の日焼け止めを使うなどがおすすめです。
医療機関を受診する
脱毛症やなんらかの病気、疾患が関係している場合もありますので、気になる人やしっかりと対策を行いたい人は、専門のクリニックや医療機関の受診をおすすめします。
まとめ
薄毛の原因や特徴を知り、日頃から対策をしていくことが薄毛や抜け毛を防ぐためには重要です。
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