夏の抜け毛は多い?5つの原因と4つの対策をわかりやすく解説
公開日2022.07.19
更新日2023.05.16
夏になって紫外線のダメージや汗などにより、抜け毛が増えないか心配になってくる人も多いのではないでしょうか。実は季節ごとに抜け毛の原因は異なり、それによって対策の方法なども変わってきます。この記事では、夏に注意するべき抜け毛の原因や対策を解説していきます。夏になって抜け毛が気になる人は、是非参考にしてみてください。
目次
- そもそも抜け毛ってどれくらい?
- 夏の抜け毛5つの原因
- 紫外線のダメージ
- 冷房による空気の乾燥
- 夏バテからくる栄養不足
- 暑さによる睡眠不足
- 暑さによる皮脂の増加
- 夏以外の季節の抜け毛の原因
- 春の抜け毛の原因
- 秋の抜け毛の原因
- 冬の抜け毛の原因
- 夏の抜け毛4つの対策
- 帽子や日傘で紫外線対策をする
- バランスのよい食事をとる
- エアコンの設定を調整する
- 良質な睡眠をとる
- 夏の抜け毛を防ぐ頭皮ケアの注意点
- 丁寧にブラッシングする
- 育毛剤でケアをする
- まとめ
そもそも抜け毛ってどれくらい?
女性の抜け毛の平均は1日50〜100本前後と言われていますが、個人差もあります。髪の全体量は約10万本くらいで、計算すると1日に0.1%ほどが抜けていることになります。また抜け毛の量は、季節や生活習慣など様々な理由によって変化します。
夏の抜け毛5つの原因
では、夏の抜け毛はどのような原因によって引き起こされるのでしょうか?ここからは夏の抜け毛について、5つの原因を解説していきます。
紫外線のダメージ
紫外線は「髪」「頭皮」それぞれに悪影響を及ぼします。髪は紫外線によってキューティクルが剝がれやすくなり、紫外線による「光老化」によって髪を作る毛母細胞がダメージを受けます。
冷房による空気の乾燥
夏は気温が上がるため冷房を使用しますが、その冷房も抜け毛の原因になる可能性があります。冷房によって空気が乾燥することで髪がパサついたり、血流が悪くなったりすることで、抜け毛を引き起こす原因の1つになる可能性があります。
夏バテからくる栄養不足
夏は暑さのせいで食欲もなくなります。食が細くなると、髪の成長に必要な栄養がとれなくなる恐れがあります。たんぱく質、ミネラル、ビタミンという3つの栄養素が髪には重要なので、夏バテによる栄養不足には注意が必要です。
暑さによる睡眠不足
夏は暑さなどでなかなか眠れなかったり、眠りが浅かったりと、睡眠不足になりやすい傾向があります。睡眠不足は、皮膚のターンオーバーや健康な髪の成長にも関係している成長ホルモンの分泌に影響を与えるため、抜け毛を引き起こす要因にもなります。
暑さによる皮脂の増加
夏は汗を多くかくため、皮脂が多く分泌されやすいです。過剰な皮脂の分泌がされると、毛穴が詰まる恐れがあり、その結果頭皮の炎症などを引き起こす可能性があります。
夏以外の季節の抜け毛の原因
ここまでは夏の抜け毛の原因について解説してきましたが、他の季節はどうなのでしょうか?ここからは、夏以外の季節の抜け毛の原因について解説していきます。
春の抜け毛の原因
春は新生活などで人間関係や環境の変化によるストレスや、花粉症による頭皮の炎症などが原因になる可能性があります。ストレスは自律神経の乱れや血管の収縮による血行不良を引き起こすので、抜け毛の大きな要因の1つになるのです。
秋の抜け毛の原因
秋の抜け毛の要因は、夏の間のダメージと気温の変化です。夏の海水浴や紫外線などは、頭皮に大きなダメージを与えます。それらのダメージが蓄積され、秋に抜け毛という症状として現れてくるのです。また気温の変化で自律神経がうまく働かず、ホルモンバランスなどが乱れて抜け毛が増加してしまうこともあります。
冬の抜け毛の原因
冬は空気が乾燥しているため頭皮も乾燥しやすく、それが原因で頭皮の過剰分泌を引き起こします。その皮脂の過剰分泌などが血行不良などを引き起こし、抜け毛が増えやすくなります。また気温の低下によっても血行が悪くなり、抜け毛が増加する恐れがあります。
夏の抜け毛4つの対策
では夏の抜け毛を防ぐにはどうしたらいいのでしょうか?ここからは、夏に抜け毛を増やさないための具体的な対策について解説していきます。
帽子や日傘で紫外線対策をする
髪の毛も頭皮も、夏の紫外線を浴びると大きなダメージを受けます。外出の際には、帽子や日傘で紫外線対策をするようにしましょう。また湿気が溜まらないように、帽子は蒸れないような通気性の良いものを選ぶようにしましょう。
バランスのよい食事をとる
抜け毛の防止には、食事の質が重要になってきます。髪の成長のために十分なバランスの良い栄養素を摂るようにしましょう。どうしても食材だけで補えない場合は、サプリも併用するといいでしょう。
おすすめの栄養素と食材
特におすすめの栄養素は、タンパク質、亜鉛、イソフラボンの3つです。
タンパク質は髪の主成分であるため、髪や頭皮のためにはたんぱく質を多く摂ることが良いとされています。たんぱく質を豊富に含む食材は、動物性たんぱく質だと肉や魚、牛乳、チーズ、卵など。植物性たんぱく質は納豆やほうれん草、ブロッコリーなどです。
亜鉛は髪の主成分であるケラチンの合成を促す機能を持っています。また、薄毛の原因となる酵素の働きを抑えるという役割もあるため、髪にはとても良い成分とされています。亜鉛が豊富に含まれる食材については、牡蠣、豚レバー、卵などがあります。
イソフラボンは、女性ホルモンのひとつである「エストロゲン」に似ており、ホルモンバランスを整える効果が期待できます。イソフラボンが多く含まれている食材としては、豆腐、納豆、豆乳などの大豆製品があります。
エアコンの設定を調整する
エアコンは乾燥しすぎないように湿度を50%以上に調整するのがおすすめです。また温度は28℃前後で、低くしすぎないようにしましょう。さらにエアコンの風は髪のパサつきの原因にもなるので、直接当たらないよう注意をしましょう。湿度がエアコンだけで調整できない場合は、加湿器も利用するのがいいでしょう。
良質な睡眠をとる
抜け毛の予防には良質の睡眠が欠かせません。エアコンなどを使って、寝ている間も快適な室温・湿度を保つようにしましょう。またシャワーではなく湯船につかりリラックスするなど、寝る前の行動にも注意しましょう。
夏の抜け毛を防ぐ頭皮ケアの注意点
ここからは特に頭皮ケアについて、夏の抜け毛を防ぐための注意点を解説していきます。
丁寧にブラッシングする
まずシャンプーの前にはブラッシングをするようにしましょう。夏は汗によって髪にほこりなどが付着しやすいので、事前にブラッシングで取り除きましょう。ブラッシングで髪をほぐしておくことで、シャンプーを使用した時の汚れも落ちやすくなります。
育毛剤でケアをする
育毛剤は育毛促進だけではなく、頭皮環境を整えてくれる効果も期待できます。男性用のものは頭皮に刺激の強い成分が入っている可能性もあるため、育毛剤を選ぶ際は必ず「女性用」のものを選ぶようにしましょう。無添加の育毛剤を選ぶと頭皮へのダメージを気にせず安心して使うことができます。
まとめ
今回は夏に抜け毛が増加する原因と対策について解説してきました。夏は頭皮にとって大きなダメージの要因となるものが多いので、頭皮環境が乱れ抜け毛も増えやすくなります。普段のヘアケアからしっかりと対策をするようにしましょう。
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