きれいな髪を維持する秘訣は頭皮ケア。頭皮が髪に与える影響とは？

1.年齢と共に髪質や頭皮環境は変わる

年齢を重ねるにつれて、髪にうねりがでてきて、パサつきも気になる。
髪だけではなくて、頭皮も乾燥している気がするし、心なしか臭うような……。
信じたくないけど加齢臭？

年齢と共に生じる心身の変化。
髪や頭皮にもあらわれて、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

実はこれ、誰にでも起こりうる自然なこと。

受け入れがたいですが、髪や頭皮も年齢と共に老化が進みます。
しかし、いつまでもきれいな髪をなびかせている若々しいお姉さま方もいますよね。

2.髪や頭皮悩みが発生する原因

原因は様々ありますが、30代以降の方に多い原因に絞ってお伝えします。

①頭皮の水分量と皮脂量の低下

髪や頭皮だけではなく、お肌の乾燥にまで悩まされるようになったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実はそれ、年齢と共にお肌の水分量と皮脂量が低下していることが原因です。

このように、頭皮の水分量や皮脂量が低下し、乾燥することで、頭皮が炎症を起こしてふけやかゆみが生じたり、皮脂が過剰分泌されてニオイの原因になったりと様々な頭皮トラブルを引き起こすのです。

②頭皮の血行不良

乾燥や白髪染め、不規則な生活などが原因となり、頭皮が刺激を受けることで、気がつかないうちに、血行不良に陥ってしまうことがあります。

血行不良になると、栄養が髪まで十分に行き届かず、パサつきや枝毛など、髪悩みの原因になってしまい、最終的には抜け毛を引き起こしてしまうこともあるのです。

それなら、頭皮トラブルもないし、大丈夫だろうと思っている方。
これだけで安心するのは、まだ早いです。

頭皮の状態は目に見えにくいので、知らず知らずのうちに刺激が蓄積し、血行不良など何かしらのトラブルに繋がっている場合もあります。

③毛穴の変化

お顔の毛穴に皮脂が詰まったり、開いてしまったりするのと同じように、頭皮の毛穴も日頃のケアや生活習慣によって変化します。

30代から40代になると、お肌同様に頭皮のたるみや弾力の低下、乾燥などが原因で、毛穴にゆがみが生じます。

こうして、ゆがんだ毛穴から生えてくる髪にはうねりがでてしまうのです。

毛穴のゆがみの他、洗髪不足による汚れが原因になっている場合もあるため、注意しましょう。

3.きれいな髪を維持する方法

ここまで読んで、年齢には逆らえないし無理かもと諦めたくなっている方もいらっしゃるかもしれませんが、大丈夫です。
原因に合わせた対策方法を実施することで、改善が期待できます。

①頭皮マッサージ

頭皮マッサージは、頭皮の血行不良の改善に有効です。血行を促進することで、頭皮や髪に栄養が行き届きやすくなり、健康で元気な毛髪を育むことに繋がります。

頭皮が硬い人は、血行不良に陥っている可能性が高いため、毎日頭皮マッサージを行う習慣をつけましょう。

②頭皮の保湿

年齢と共に低下する水分量や皮脂量を補うためには、頭皮を保湿することが重要です。
洗髪の際に、水分や皮脂を落としすぎないようにすることも有効ですが、スカルプエッセンスを塗布するなど、お風呂上がりにしっかり保湿してあげることが大切です。

薬用スカルプエッセンスは、抜け毛の予防や髪のハリ・コシのアップも期待できますよ。

③頭皮トラブルに効果のあるシャンプーを使う

シャンプーには、化粧品と医薬部外品の2種類があります。
髪がサラサラになったり艶が出るシャンプーを選びがちですが、本来のシャンプーの役割は頭皮と髪を洗浄し、清潔に保つことです。

髪の艶だしはトリートメントに任せて、頭皮トラブルや洗浄に効果的な薬用シャンプーを選びましょう。

薬用シャンプーは、頭皮のニオイやふけ、かゆみへの効果が認められています。

4.まとめ

頭皮悩みはもちろんのこと、髪悩みにも頭皮のケアが重要です。
どうしても、きれいな髪を保ちたいと思った時には、トリートメントや美容室での施術など、直接的な髪のケアを見直しがちですが、髪を育む土台となっているのは頭皮です。
髪のケアと並行して、土台となる頭皮をしっかりとケアし、年齢や刺激に負けないしなやかな頭皮を作りましょう。

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