使い方次第!女性の薄毛対策になるドライヤーの使用法
公開日2015.03.20
更新日2023.05.08
お風呂上りに髪を乾かすために使用するヘアドライヤー。毎日使うからこそ、正しく使わないと髪や頭皮にダメージを与え、枝毛や抜け毛など、薄毛の原因になる可能性も。
特に女性は、男性と比べて髪が長いため、注意が必要です。女性の薄毛対策として、正しいドライヤーの使い方をまとめました。
目次
- 薄毛の原因
- 薄毛のメカニズム
- ドライヤーを使う前に
- ドライヤーの種類
- 効率の良いドライヤーの使用法
- 正しいドライヤー方法で薄毛対策
薄毛の原因
女性の薄毛の原因は、ほとんどがヘアカラーによる頭皮へのダメージですが、髪を乾かす時に使うヘアドライヤーの熱も、頭皮へダメージを与え薄毛の原因を作ってします。
よく、ドライヤーを当てすぎると髪の毛が傷むといいますが、それは本当です。ただし、正しいドライヤーの使い方を知っていれば髪の毛はもちろん、頭皮も傷めることも薄毛になることもありませんし、薄毛対策にもなります。
薄毛のメカニズム
普通、髪の毛の表面はキューティクルに覆われていて、髪の内部の栄養分や水分などが外部に漏れるのを防いで、髪の光沢を保っています。
しかし、ヘアカラーやパーマなどの化学薬品によってキューティクルは、ダメージを負い、少しずつ剥がれ、髪の栄養分や水分なども漏れていき、パサパサとした傷んだ髪になっていきます。
そして追い打ちをかけるかのごとく、ヘアドライヤーの熱によってもっと傷んだ髪にしていっているのです。そして傷んでしまった髪は細くなり、次第に抜けていき薄毛の原因になります。
薄毛対策においてドライヤーが重要なのは、こういった理由によります。
ドライヤーを使う前に
シャンプーした後に、ドライヤーで髪を乾かさずに自然乾燥するのはやめましょう。髪が濡れた状態は、キューティクルが開いた状態になっているので、そのままでいるとキューティクルがどんどん剥がれ、栄養分が流れ出てしまい痛んでいきます。
また、頭皮を濡れた状態で放っておくと、雑菌が繁殖しやすくなってしまい、頭皮に悪影響を与えることになります。タオルを濡れたままにして放っておくと嫌な臭いを発したり、生地がボロボロになったのを見た経験はないでしょうか?
頭皮や髪もそんな状態になると薄毛になりかねませんので、お風呂上りや髪を濡らした後は、必ず乾かしましょう。
ドライヤーの種類
ドライヤーには、ブラシが付いたタイプやピストルタイプ、折り畳み式などやワット数の違い、というようにかなりの種類があります。
どのヘアドライヤーでも構いませんが、自分が使いやすいものがよいでしょう。自分に合うドライヤーを選ぶのも薄毛対策の一つです。
効率の良いドライヤーの使用法
まず、ドライヤーで乾かす前に、必ずタオルドライをしっかりとしましょう。タオルドライで少しでも水分を取っておくことで、乾かす時間の短縮になります。そのためにも吸収性の高いタオルを使用しましょう。
ドライヤーは高温になるので、送風口を頭皮や髪に近づけすぎて使用すると、やけどの原因や髪の損傷の原因になるので少し離して使用します。髪を乾かす際は、ドライヤーをこまめに動かしながら始めは根元を中心に乾かしていきます。
それから毛先を乾かすとよいでしょう。同じ場所に長時間当てないように、少しずつ場所を変えながら乾かしてください。しかし、乾かしすぎると水分がなくなってしまい乾燥しすぎて髪が変色し、キューティクルが損傷する為、注意しましょう。
90%くらいを目安に乾かすとよいでしょう。
正しいドライヤー方法で薄毛対策
今回まとめた正しいドライヤーの使い方を守って、頭皮や髪へのダメージや抜け毛を少しでも減らし、薄毛の原因をなくしていきましょう。また、髪を乾かし終わったら、ヘアオイルを毛先中心につけましょう。
ヘアオイルをつけることによって、髪表面に膜を作り髪の栄養分の流出や必要な水分の蒸発を防ぎ、キューティクルを外部の刺激から守ってくれます。髪を乾かす前にもつけて良いでしょう。根元につけると乾きにくくなるので注意しましょう。