パーマをかけると抜け毛が増えるって本当?原因と対策を解説
公開日2019.06.19
更新日2024.03.05
おしゃれに欠かせないパーマ。
パーマをかけると髪や頭皮が痛み、抜け毛が増えると思われがちなので、パーマを少し躊躇してしまいますよね。
パーマをあてても抜け毛にならない方法をご紹介します。
目次
- パーマが抜け毛の原因となる理由
- セルフパーマなどでも注意が必要!炎症性脱毛症とは
- できるだけ避けたいパーマ剤
- パーマ前後の頭皮ケア
- 1.頭皮にやさしいパーマを行う美容室、サロンを選ぶ
- 2.パーマ液をつける前に頭皮をカバーする
- 3.自宅ではたっぷりのお湯で頭皮をすすぐ
- 4.パーマ後、2~3日は頭皮に強い刺激を与えないようにする
- パーマを楽しみつつ、抜け毛も抑えていきましょう
パーマが抜け毛の原因となる理由
パーマというのはどのようにかかるかご存じですか?
簡単にいうと髪の毛をつくるたんぱく質の結合を分解し、形を変えて再結合させるというものです。
結合を切るには髪にダメージを与えなければできません。
しかも、髪の毛はキューティクルで異物などが進入しないように守られていますから、それを突破して浸透させる必要があります。
そのため、キューティクルも分解されたり弱ったりします。
パーマで切れ毛が増える場合があるのは、パーマ液でたんぱく質がいったん分解されるからと考えてよいでしょう。
そのあと、きれいに再結合できるとあまり問題はありませんが、再結合が不十分だと切れ毛になります。
これが、抜け毛と勘違いされることも。
ただ、形を変えて再結合させるというのは、髪の毛が死んだ細胞からできているから。
頭皮を構成するものもたんぱく質が主なので、分解する力のあるパーマ液がついてしまうと大きなダメージになり、抜け毛の原因へとなります。
セルフパーマなどでも注意が必要!炎症性脱毛症とは
炎症性脱毛症は頭皮に炎症が起こり、細胞が正常に働かなくなるために抜け毛が起こる症状です。
炎症を起こしますので、頭皮がべたつく以外に、赤みやかゆみを伴う場合があります。
ひどい場合は、膿のようなものが溜まり痛みを伴うことも。そうなると細胞が死んでしまい、脱毛するだけでなく、なかなか髪の毛が生えにくくなります。
原因はいろいろあるのですが、パーマ液が頭皮につくのもその一つです。
理美容室では細心の注意を払うでしょうが、気をつけたいのがセルフパーマ。
見にくい部分にパーマ液をつけるときは、十分注意してください。
できるだけ避けたいパーマ剤
避けたいパーマ剤は、髪質や髪の状況によって変わります。
抜け毛がひどかったり、とても痛んでいる人なら、すべてのパーマ剤を避けた方がよいでしょう。
一般的に分解するパーマ剤には、チオグリコール酸という多量に摂取すると中枢神経に影響がでる薬剤がよく使われています。
再結合させるパーマ剤には臭素酸ナトリウムが。
こちらも大量に使用すると腎臓に負担がかかるようです。
しかし、それはあくまで大量摂取した場合。
それらで害があるなら、まず理美容師が病気にかかるはずです。
それよりも自分に合わないものは何か、
なにがどれくらい含まれているかが重要です。
強めのパーマ剤で手早くしないとダメージが増えるとか、穏やかな成分でゆっくりパーマをかけた方がよいとか、パーマ剤との相性は一人一人違うようです。
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パーマ前後の頭皮ケア
パーマを当てることで、より髪を魅力的にするにはどうすればよいのでしょうか。
1.頭皮にやさしいパーマを行う美容室、サロンを選ぶ
パーマ剤の種類は近年、爆発的に種類が増えたようです。
その中からパーマで与えたダメージを修復するようなパーマ剤を使っていたり、前後のケアを丁寧に行ってくれる美容室やサロンを選びましょう。
どのようなパーマ剤があっているのかが相談できる、かかりつけの美容師を持つのがベストです。
2.パーマ液をつける前に頭皮をカバーする
水分を含んでいるだけでもパーマ液からいくらか頭皮が守れます。
クリームを付けるとさらにブロックできます。
ただし、髪の毛についてしまうとパーマ剤の浸透が悪くなるのできれいにパーマがかかりません。
美容室やサロンではきちんと対応してくれると思いますが、セルフパーマをかけるときはしっかり頭皮をカバーしましょう。
3.自宅ではたっぷりのお湯で頭皮をすすぐ
髪や頭皮にダメージがある状況は、”小さな傷がたくさんある”と考えるとよいかもしれません。
傷口を石鹸で洗うとさらにダメージを受け、治りが遅くなったり傷跡が残ったりします。
パーマを当てたあとも同じ。
どうしても髪の毛を洗いたいときには、たっぷりのお湯を頭皮に当て、髪はなにもせずに流れ落ちるお湯にまかせましょう。
4.パーマ後、2~3日は頭皮に強い刺激を与えないようにする
パーマを当てたあと、何よりも大事なのは自分で行うケア。
力を入れてブラッシングをしたり、ごしごしタオルで拭いたり、強く引っ張って髪をまとめるなどは避けましょう。
ドライヤーもなるべく短時間ですませてください。
シャンプーも刺激になります。
パーマはアルカリによって髪や頭皮が痛んでいるので、髪にやさしい弱酸性のアミノ酸系シャンプーがおすすめです。
パーマを楽しみつつ、抜け毛も抑えていきましょう
パーマが髪の毛にダメージを与えるのは避けられませんが、抜け毛の回避はできそうです。
そのためには「信頼できる美容師に、髪質にあったパーマを当ててもらう」「パーマのあとは、いつもより丁寧にケアをする」のがポイント。
マイナチュレシリーズは”ダメージのある髪や頭皮にとことんやさしい”を目指しました。
余分なものは、いっさい入れないのがマイナチュレのこだわり。
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