髪をとかすだけじゃない!ブラッシングの正しい方法を解説
公開日2019.07.30
更新日2023.05.10
なぜブラッシングをするのか?ということを考えずに「髪の毛がボサボサだから…」という理由でブラッシングをしている人がほとんどだと思います。
ブラッシングには、見た目を整えるだけではなく髪や頭皮にとって嬉しい効果が期待できるんです。
今回は、ブラッシングのやり方やブラッシングのメリットなどについてご紹介します。
目次
- ブラッシングの3つの効果とは?
- 髪の汚れ、ホコリ、抜け毛を取り除く
- 頭皮の血行促進
- 髪のツヤ、潤いをもたらす効果
- ブラッシングをする上でのポイント
- ブラッシングはのタイミング
- 頭頂部から毛先へといきなりとかさない
- ブラシの側面からあて、ブラシを回転させるようにとかす
- 正しいブラッシングのやり方
- 毛先からといて、髪のからまりを取る
- 頭皮をなでるように根元から毛先に向けとかしていく
- ブラッシングの注意点
- ブラッシングのしすぎはNG
- 頭皮にダメージがあるときは避ける
- 定期的にブラシのメンテナンスを行う
- まとめ
ブラッシングの3つの効果とは?
ブラッシングには、なんと嬉しい効果が3つあります。
ブラッシングをすると、果たしてどのような効果があるのでしょうか。
髪の汚れ、ホコリ、抜け毛を取り除く
ブラッシングをすると、髪の汚れやホコリ、抜け毛などを取り除くことができます。
見た目がキレイになることはもちろん、髪の毛にツヤが出やすくなります。
また、ブラッシングをして頭皮が刺激されることで不要な角質や皮脂汚れが浮きやすくなるため、頭皮のケアもすることができます。
頭皮の血行促進
頭皮をブラッシングして刺激を与えることで、頭皮の血の巡りが良くなることがあります。
血行が良くなると、髪の毛が美しくなることをサポートしてくれる毛母細胞に栄養が行き渡りやすくなるため、髪の毛が強く、キレイになれる可能性が高まります。
髪のツヤ、潤いをもたらす効果
髪をブラッシングすることで、髪のうるおいが増加が期待できるということをご存知でしょうか。
ブラッシングをすると、頭皮にある余分な脂を髪全体に行き渡らせることができるため、髪のツヤ度アップが期待できます。
さらに、ブラッシングをすることによってキューティクルが整って髪の毛にツヤが出やすくなり、同時にキューティクルが閉じてダメージに負けない強い髪になる可能性が高まります。
ブラッシングをする上でのポイント
ブラッシングは、ただ髪をとかすだけでもそれなりの効果を実感することができますが、ポイントを押さえながらブラッシングするとより嬉しい効果を実感しやすくなるということをご存知でしょうか。
ここでは、ブラッシングのときにぜひ覚えていてほしいポイントをご紹介します。
ブラッシングはのタイミング
ブラッシングのタイミングとしては
・朝起きたとき
・髪を洗う前
・夜寝る前
といったタイミングでブラッシングをするようにしましょう。
朝起きたときにブラッシングをする方は多いと思いますが、髪を洗う前にブラッシングをするという方は少ないのではないでしょうか。
実は、ブラッシングをしてから髪を洗うと、ブラッシングによって頭皮や髪の汚れがある程度落ちるため、シャンプーが泡立ちやすくなります。
また、夜寝る前にブラッシングをすることによって、頭皮に適度な刺激を与えることができます。
その結果、マッサージ効果により寝付きやすくなる可能性が高まるのでとてもおすすめです。
頭頂部から毛先へといきなりとかさない
ついつい根本から毛先にサーッとブラッシングしてしまいがちですが、実はあまりよくないブラッシング方法です。
根本から一気に髪をとかしてしまうと、絡まっている髪を無理矢理引っ張ってしまうリスクが高まるため、髪にダメージを与えやすくなってしまいます。
そのため、ブラッシングをするときはまず毛先の絡まりや汚れをクシやブラシを使って取り除くようにしてください。
毛先の絡まりがなくなってから、根本からクシやブラシをとおして髪全体をブラッシングするようにすると、髪へのダメージを軽減しつつブラッシングすることができます。
ブラシの側面からあて、ブラシを回転させるようにとかす
髪をとかすときは、ブラシの側面を髪に当てて、ブラシを回転させるようにとかすようにしましょう。
髪の流れにそってブラッシングをすることによって髪に与えるダメージを軽減できるため、ツヤツヤになりやすくなります。
正しいブラッシングのやり方
髪のとかし方を人から教わることはほとんどないと思います。そのため、どうしても自己流でブラッシングしてしまいがちです。
しかし、自己流でブラッシングをしていると無意識のうちに髪にダメージを与えてしまっている可能性があります。
ここでは、正しいブラッシングのやり方をご紹介しますので、ぜひ今日からこの方法でブラッシングしてみてくださいね!
毛先からといて、髪のからまりを取る
髪をとかすときは、必ず毛先の絡まりをといてから髪全体をとかしてください。
この記事を読んでくださっている方の中にも、頭のてっぺんからとかして、髪をとかして「ブチブチブチ」という音を聞きながら髪の毛をとかしているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
絡まっている髪を、力をいれて無理やり溶かすと切れ毛などの原因になるのはもちろん、頭皮にもダメージを与えてしまうため頭皮にも髪にもよくありません。
そのため、髪をとかすときは毛束をもって、毛先をとかしてから髪全体をとかすと痛みをほとんど感じることなく、髪や頭皮にも優しくブラッシングすることができます。
頭皮をなでるように根元から毛先に向けとかしていく
毛先の絡まりが解けたら、頭皮をなでるように根本から毛先に向けて髪をとかしていきましょう。
よくサッサッとすばやく髪をとかしている方がいらっしゃいますが、静電気も発生しやすくなりますし、絡まっている部分もそのまま無理やりとかしてしまうことがあります。
そのため、髪をとかすときは頭皮をなでるように、優しく頭のてっぺんから毛先に流れるようにとかしていくと、髪にも頭皮にもダメージを与えにくいです。
ブラッシングの注意点
最後に、ブラッシングをする際に注意点をご紹介します。
どれもこれからすぐに気をつけることのできることばかりですので、ぜひ今日から注意してブラッシングしてみてくださいね。
ブラッシングのしすぎはNG
「頭皮にも髪にもいいのなら、たくさんブラッシングすればいいのでは?」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、過度なブラッシングは皮と髪によくありません。
ブラッシングをしすぎると髪が痛みやすくなってしまう上、キューティクルも壊れやすくなってしまいます。
そのため1日3回程度のブラッシングがおすすめです。
頭皮にダメージがあるときは避ける
実は頭皮は日焼けをしたり紫外線によるダメージを受けやすいです。
特に頭頂付近は直射日光があたるためダメージを受けやすいです。
そのため、直射日光を長時間浴びたときなどはブラッシングを控えるようにしましょう。
頭皮に湿疹やかゆみがあるときも同様です。無理にブラッシングをするとかゆみや痛みが悪化する場合があるため、ブラッシングをして頭皮に刺激を与えないようにしてください。
参考記事:紫外線があなたの頭皮を老けさせる!?
定期的にブラシのメンテナンスを行う
みなさんは、ブラッシング後にブラシやクシのお手入れをしていますか?「ブラッシング後は髪の毛がいっぱいついたまま放置してしまっている」という方も多いのではないでしょうか。
実は、意外とブラシは汚れています。
汚いブラシで髪をとかすと逆に髪によごれがついてしまったり、痛みの原因にもなります。そのため、最低でも3日に1回はブラシのお手入れをすることをおすすめします。
ちなみに、プラスチック製のブラシであればシャンプーとぬるま湯を使って簡単に綺麗にすることができます。
1 洗面器にぬるま湯を注ぐ
2 ブラシにシャンプーをつけ、洗面器につけてかき混ぜ泡立てる
3 ブラシをそのまま一晩つける
4 フケや汚れなどが浮いてくるため、水ですすいでブラシについた泡などを取り除く
といった手順で比較的カンタンにお手入れをすることができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
いままで間違ったブラッシングをしていたという方も多かったのではないでしょうか。
ついつい急いでいるときなどは髪や頭皮を乱暴に扱ってしまいがちですが、それでは髪の痛みを加速させてしまいます。
今回の記事でご紹介したことは、すぐにできることばかりですので、ぜひ今から正しいブラッシング方法を身につけて美髪を手に入れましょう!