前髪が薄い女性必見!原因と対策、薄毛を目立たなくするおすすめの髪型を公開
公開日2019.07.30
更新日2023.05.16
女性で、前髪が薄くなってきていると悩む人は意外に多いもの。
薄毛イコール男性のイメージがあるかもしれませんが、女性でも薄くなってしまうことはあるのです。
鏡を見るたびに薄くなった前髪を見て憂鬱に思っている人のために、この記事では薄毛の原因や対策、また薄毛を目立たなくさせるヘアスタイルをご紹介します。
目次
- 前髪が薄くなる原因とは?
- 加齢
- 睡眠不足やストレス
- 不規則な食生活
- カラーリングやパーマ
- 不適切なヘアケア
- 出産
- 前髪が薄い女性におすすめなアレンジ方法と髪型
- 分け目を変えてみる
- アクセサリーを使う
- 薄毛が目立たない髪型にする
- 前髪が薄い女性のための対策方法
- 食生活を見直す
- 規則正しい生活を心がける
- 正しいヘアケアを行う
- 育毛剤を使う
- まとめ
前髪が薄くなる原因とは?
女性の前髪が薄くなる原因には、加齢や睡眠不足、ストレスなどさまざまな理由があります。
それぞれについて詳しくご説明します。
加齢
髪の毛も、年齢を重ねるごとにコシや艶がなくなるなど加齢の影響を受けます。
髪のボリュームが少なくなってきた、というのも加齢による影響の一つです。
若い頃はあんなにボリュームがあってまとめるのが大変だったのにという人も、40歳を超える頃から、いつの間にか髪がまとまるようになったり、ボリュームがダウンしすぎて貧相な感じに見えてしまうこともあります。
加齢により髪の毛が細くなったり薄くなったりするのは、女性ホルモンが減少して、男性ホルモンが活発になるためです。
髪の毛の成長を阻害することで、前髪が薄くなってしまう原因となるのです。
睡眠不足やストレス
睡眠時間が不足すると、睡眠中に分泌される成長ホルモンが不足し、髪の毛の発毛、育毛に悪影響を及ぼします。
特に日本人女性は世界的にも睡眠時間が短いというデータがありますので、注意が必要です。
また、ストレスを強く感じることで自律神経のバランスが乱れてしまい、頭皮の血流が悪くなることがあります。
こうなると、髪の毛を生やしたり育てたりすることが難しくなり、薄毛を促進してしまうのです。
不規則な食生活
髪の毛も体の一部。栄養がとても大切です。
不規則な食生活で栄養バランスが悪くなると、発毛、育毛にも当然影響してきます。
人は、栄養を摂取すると、生命を維持する器官から優先的に栄養を回していきます。髪へ回る栄養分は後回しになるため、栄養が充分に摂れていれば問題ないのですが、栄養が不足していると髪への栄養分が少なくなり、髪を育てることができなくなってしまうのです。
また、辛いものや脂っこいもの、ファストフードやジャンクフードばかりを好んで食べている場合も要注意!頭皮が脂っぽくなってしまい、抜け毛を促進してしまうことがあります。
カラーリングやパーマ
女性は特にカラーリングやパーマをかけることが多いですよね。
しかし、カラーリングはジアミンと呼ばれる薬剤を使っていて、頭皮へ大きく負担になることがあります。
またパーマも、強いアルカリ性の薬剤を使っています。
髪の毛を生やし育てるのは、頭皮です。頭皮が不健康な状態となっていると、薄毛の原因となってしまいます。
不適切なヘアケア
自分の頭皮と合わないシャンプーなどを使っていることで、前髪が薄毛になっていることがあります。
シャンプーは毎日使うものですから、合わないものを毎日使い続けることで、頭皮へのダメージは蓄積されてしまうのです。
あなたの頭皮は乾燥していますか?それとも脂性でしょうか?
それぞれの状態に合わせたシャンプーを使うことが大切です。
ずっと同じものを使い続けるのではなく、季節によって変わる頭皮の状態に合わせて、シャンプーを変えるのもいいでしょう。
また、脂性だと思い、洗浄力の強いシャンプーを使い続けていたのに、実は乾燥肌だったということがあります。これは、頭皮は乾燥しすぎると肌のバリアを作るために脂を多く分泌してしまうからです。
自分の頭皮の状態を正しく見極めて、シャンプーを選びましょう。
出産
妊娠、出産で女性ホルモンは大きく乱れます。髪は女性ホルモンの影響を受けるため、薄毛になってしまうことがあります。
妊娠中はエストロゲン、プロゲステロンという女性ホルモンが増えます。女性ホルモンが増えることで、髪の毛は抜けにくくなりますが、出産するとこれらのホルモンが減少するため、髪の毛が一気に抜け落ちることがあります。
妊娠中に抜けるべき髪の毛が、出産後に抜けてしまう、とも言えますね。
前髪が薄い女性におすすめなアレンジ方法と髪型
前髪が薄い女性でも、そうと感じさせない素敵なアレンジ方法や髪型があります。
自分に合う方法を見つけて、薄毛のコンプレックスを吹き飛ばしましょう!
分け目を変えてみる
いつも同じ場所で分け目を作っていませんか?
わけぐせが出来ている場所は、分け目のボリュームが少なくなりがち。
そんな時には思い切って違う場所に分け目を変えてみましょう。そうすることで、髪のボリュームが出やすくなります。
また、分け目をジグザグにするのもおすすめです。イメージが変わりボリューム感が生まれ、薄毛が気になりにくくなるでしょう。
アクセサリーを使う
アクサセサリー類を上手に使うことで、前髪の生え際付近を自然に隠し、薄毛を感じさせなくすることができます。
例えばピン留め。分け目を作らずに、後ろから髪の毛を持ってくることで前髪の薄毛を隠しながら、横でピン留めをするとイメージも変わりますよ。
また、スカーフやヘアバンドを使い、物理的に薄毛部分を隠してしまうのもいいでしょう。
薄毛が目立たない髪型にする
薄毛が目立たない髪型は何種類かあります。イメージチェンジにもなり、気分も変わりますよ。
シースルーバング
シースルーバングは前髪を薄めにするヘアスタイル。
最初、韓国で人気だったのが、日本でも火がついて女の子たちに大人気です。
シースルーという名の通り、おでこの肌が見える透け感のある前髪にして、かつ束感があるのがポイント。
こうすることで、重さを感じさせず、やわらかな印象になります。
ショートバング
ショートバングは眉毛の上や、おでこの真ん中くらいの長さにする短い前髪のこと。
眉毛の上に切ってしまうことを「オンザ」や「オン眉」と呼んだりもします。
芸能人でもショートバングにしている人もいて、かわいい印象の前髪です。
前髪が短いことで、薄いことも気になりにくいですよ。
フルバング
基本の前髪の頂点を深く設定して、そこから前髪にしてしまうのがフルバングです。
後ろの髪の毛も前に持ってくるので、おのずと前髪が増え、薄いのが気にならなくなります。
前髪の薄毛が気になる場合には、厚めのフルバングにするのもオススメ。
斜め分けバング
前髪を斜め分けすると、女性らしい印象を与えることができます。
すぐに出来るヘアスタイルなので、試してみてはいかがでしょうか?
横に流すようにすると、前髪の薄さも気にならなくなりますよ。また、片方に流すことで髪の厚みが増すのでおすすめです。
センター分け
前髪をサイドに流してしまえば、前髪が薄いのも気にならなくなります。
前髪が目より長い長さになっていれば、真ん中から分けてしまいましょう。
大人っぽい印象のヘアスタイルになりますよ。
参考記事:女性の薄毛が目立たない髪型
前髪が薄い女性のための対策方法
前髪が薄いと悩む女性は、一体どのようなことに気を付けたらよいのでしょうか?
食生活やヘアケアの仕方など、対策方法をご紹介します。
食生活を見直す
髪の毛の成分の多くはタンパク質です。
栄養が足りないと髪の毛を生やすことも、育てることも難しくなってしまいます。
髪の毛は体の一部。健康のために食生活を見直すということは、髪の毛のためにも当然なるのです。
では、どのような栄養が必要かというと、まずはタンパク質。
大豆製品に多く含まれていますので、豆腐や納豆、味噌汁などは摂りやすい食事といえます。
また毛髪の主成分であるケラチンを合成する機能をもつ亜鉛は意識してとるとよいでしょう。
亜鉛はレバーや牡蠣、魚介類などに含まれていますが、なかなか普段の食事でとるのが難しいといわれています。
亜鉛に関しては、必要に応じてサプリメントで補うのもよいでしょう。
ただし、摂りすぎは良くありません。適切な量を確認して摂るようにしましょう。
さらに、さまざまな栄養素の働きをサポートして、血管を拡張したり代謝を活性化させるビタミンもしっかりととりたいですね。
ビタミンと聞くと、野菜を食べなきゃ!と思う方もいるかもしれませんが、ビタミンB2であれば、青魚や卵、乳製品、大豆などに多く含まれています。
またビタミンB6は肉、マグロ、鮭やナッツなどに含まれています。
育毛のためにこの栄養素!と決めるのではなく、バランスのよい食生活を心がけることが何より大切です。
特に日本食は植物性タンパク質がとりやすく、脂っこいものも少ないため、女性の健康、スタイル維持はもちろん、薄毛対策にもぴったりでしょう。
規則正しい生活を心がける
現代人は時間に追われ、規則正しい生活を送るのがなかなか難しいですが、なるべく多くの運動を心がけることや、睡眠時間を確保することで薄毛対策をすることができます。
運動する習慣がない人は、なるべく階段を使う、天気のいい日は一駅先まで歩いてから電車に乗るなど、生活の中で運動するようにしてみましょう。
休日に家族や友人とスポーツで汗を流す、というのも健康的でいいでしょう。
ストレス発散にもなりますし、体を動かすことで、血行も良くなり頭皮にしっかりと栄養が行き届くことが期待できます。
また、仕事に家事、子育てと忙しい女性は、なかなか十分な睡眠時間を確保するのが難しいと思いますが、睡眠中には成長ホルモンが分泌されますので、しっかりと確保したいところです。
この成長ホルモンは体の様々な組織の修復作業を行い、その修復作業の中には頭皮も含まれていて、髪の毛を生やし育ててくれる毛母細胞に働きかけてくれます。
このように、睡眠というのは髪の毛にとってとても大切な時間なのです。
また質の良い睡眠を取ると成長ホルモンが多く分泌されるといわれていますので、寝室を寝やすい環境に整えることも大切です。
正しいヘアケアを行う
毎日のシャンプー、そしてその後のドライヤーは、どのようにしていますか?
爪を立てて頭皮を洗ったり、タオルドライもあまりせずにいきなりドライヤーをかけたりしていないでしょうか。
こうしたダメージの積み重ねによって、頭皮が痛んで髪が生えにくくなったり、髪の毛が痛み抜け毛が増える原因になります。
シャンプーは頭皮を洗うものと考え、指の腹で揉むように洗うとよいでしょう。
こうすることで、頭皮マッサージもすることができ、血行促進にもつながります。
また、ドライヤーの前には、優しく髪の毛をタオルで包み、押すようにして水分をタオルで吸いましょう。
濡れている髪の毛はキューティクルが剥がれやすい状態です。タオルでガシガシとこすったりすると、痛んでしまいます。
水分をしっかりとタオルで吸収したら、ドライヤーをかけます。
髪の毛を持ちあげながら頭皮を乾かしていきましょう。
この時、一か所に当て続けるのはよくありません。乾かす場所を変えながら行います。
日頃のヘアケアが非常に大切です。
育毛剤を使う
薄い前髪が気になる場合には、育毛剤を使うのもおすすめです。
育毛剤は頭皮の状態をよくする成分が含まれています。
頭皮の血行を促進する成分も含まれていることもあり、食事でとった栄養素がしっかりと髪の毛に届くようサポートしてくれるでしょう。
また、夫や父親が使っている育毛剤を共用するのはお勧めしません。
女性と男性では薄毛の原因が異なりますので、女性用のものを使いましょう。低刺激なものを選ぶのもおすすめです。
無香料、無着色であることや、パラベンフリー、ノンアルコールなどパッケージをよくチェックしましょう。
参考記事:女性用育毛剤の正しい使い方とは?付け方や塗るタイミングを解説
まとめ
この記事では、前髪が薄くなる原因や対策法、薄毛を目立たなくするヘアスタイルなどをご紹介してきました。
髪の毛は加齢により女性ホルモンが減ることでも薄くなってしまいますが、バランスの良い食生活にすることや、生活の中に運動を取り入れること、質の良い睡眠を心がけることなどで改善することが期待できます。
前髪が薄くなってきている!と気づいた時から、しっかり対策をしていくことが大切です。
ぜひ諦めずに実践していきましょう。