頭皮がかゆい、抜け毛か気になる原因は?悩みを解消するための正しい対策について解説
公開日2022.07.29
更新日2023.05.09
頭皮にかゆみがあったり抜け毛が生じたりしている場合、さまざまな原因が考えられます。悩みを解消するには、原因を把握したうえで適切に対処することが大切です。この記事では、頭皮がかゆいと感じている人や抜け毛に悩んでいる人に向けて、それぞれの原因や対策を解説します。正しくケアするためにぜひ参考にしてください。
目次
- 頭皮がかゆい、抜け毛が気になるのは薄毛の兆候?
- 頭皮がかゆい場合考えられる原因
- 頭皮の乾燥
- 頭皮の炎症
- 皮脂の過剰分泌
- 頭皮に発生した雑菌
- シャンプーのすすぎ残し
- 病気のサインとしてのかゆみ
- 頭皮のかゆみを防ぐ方法
- 頭皮を保湿する
- バランスの良い食事を摂る
- ストレスをコントロールする
- 頭皮環境を整える
- 皮膚科を受診する
- 抜け毛が気になる際に考えられる原因
- 生活習慣の乱れ
- ホルモンバランスの変化
- 過度のストレス
- 紫外線
- 加齢
- 間違ったヘアケア
- 脱毛症
- 抜け毛を防ぐ方法
- 頭皮マッサージを行う
- 生活習慣を見直す
- 頭皮の紫外線対策を行う
- シャンプーの方法を見直す
- 食生活を見直す
- 専門医に相談する
- まとめ
頭皮がかゆい、抜け毛が気になるのは薄毛の兆候?
頭皮のかゆみや抜け毛が気になっている場合、薄毛の兆候である可能性があります。かゆみが生じているのは、頭皮の環境が悪化しているサインです。髪の毛は気づかないうちに生え変わっていますが、抜ける量が明らかに多い場合は症状が進行すると薄毛につながります。
以下では、頭皮のかゆみや抜け毛の原因とともに、具体的な対策を解説します。
頭皮がかゆい場合考えられる原因
頭皮がかゆい場合はさまざまな原因が考えられます。具体的にどのような原因があるか解説します。
頭皮の乾燥
頭皮が乾燥していると、かゆみを感じやすくなります。乾燥している頭皮は外部からの刺激に弱く、炎症を起こしやすくなるためです。炎症が起きるとかゆみが生じるだけでなく、抜け毛にもつながります。
特に、洗浄力が強いシャンプーを使ったり40度以上の熱いお湯で頭を洗ったりすると、頭皮が乾燥しやすくなるため要注意です。
頭皮の炎症
乾燥以外にも、頭皮の炎症を引き起こす原因があります。たとえば、短いサイクルで頻繁にカラーリングやパーマなどの施術を受けていると、薬剤の刺激により頭皮が炎症を起こす可能性があります。
また、紫外線によって頭皮が日焼けし、炎症を引き起こすケースも多いです。かゆみを感じて頭皮を掻きむしると、さらに炎症が悪化します。
皮脂の過剰分泌
皮脂が過剰に分泌されていると、毛穴が詰まりやすくなります。毛穴が詰まっていると老廃物も蓄積されやすく、頭皮の環境の悪化によりかゆみが生じます。
また、皮脂はふけの原因菌の栄養源です。皮脂の過剰分泌を放置していると、ふけが増えてかゆみがさらにひどくなる可能性もあります。
頭皮に発生した雑菌
頭皮で雑菌が繁殖している場合も、かゆみが生じます。シャンプーのすすぎ残しがあったり皮脂が過剰に分泌されたりしていると、雑菌が繁殖しやすくなるため注意が必要です。シャンプーのすすぎ残しは、毛穴に詰まってかゆみの原因になります。また、雑菌は頭皮にダメージを与える脂肪酸を皮脂から生成するため、炎症によるかゆみにつながります。
シャンプーのすすぎ残し
シャンプーのすすぎ残しがあると毛穴を詰まらせて雑菌を増殖させるだけでなく、地肌の炎症にもつながります。シャンプーをするときは、すすぎ残しがないよう入念に洗い流すことが大切です。
病気のサインとしてのかゆみ
頭皮のかゆみは、皮膚炎をはじめとする病気により引き起こされている場合もあります。ここでは、かゆみを引き起こす病気について解説します。
脂漏性皮膚炎
脂漏性皮膚炎は、かゆみだけでなくふけや鱗屑などの症状が出る病気です。ただし、抜け毛の症状は出ないとされています。脂漏性皮膚炎の原因は明らかになっていないものの、皮脂腺が多い場所にできやすいことがわかっています。
頭部白癬
頭部白癬は、水虫の原因にもなる白癬菌によって引き起こされる病気です。かゆみ、乾燥した鱗状の斑、脱毛などが生じます。頭部白癬を治療するには、抗真菌薬の内服が必要です。
乾癬
乾癬は、かゆみや炎症を伴う病気です。皮膚が腫れたり、強いかゆみにより出血が起きたりする場合もあります。特に、生え際や耳の周りに症状が出る人が多いです。原因ははっきりしていませんが、免疫の異常が関係していると考えられています。
頭皮のかゆみを防ぐ方法
頭皮のかゆみを防止するには、どうすればいいのでしょうか。かゆみを防ぐための具体的な方法を解説します。
頭皮を保湿する
頭皮のかゆみを防ぐには保湿が必要です。頭皮の水分が少なくなると外部からの刺激に弱くなり、かゆみをはじめとする症状を引き起こしやすくなります。頭皮を保湿するには育毛剤の使用がおすすめです。育毛剤を使えば保湿できるだけでなく、頭皮の環境も整えられます。その結果、かゆみと抜け毛の両方を防ぐ効果も期待できます。
バランスの良い食事を摂る
頭皮の状態を良好に保つには、食事のバランスも重要です。バランスのよい食事を3食しっかり摂りましょう。頭皮から皮脂が多く分泌されている場合は、脂質や糖質を摂取しすぎないように気をつけることも大切です。
ストレスをコントロールする
ストレスが溜まると自律神経のバランスにも悪影響が及び、血行不良につながります。その結果、頭皮の環境が悪化してかゆみが生じます。かゆみを防ぐには、ストレスを溜めないようにすることもポイントのひとつです。
頭皮環境を整える
かゆみを生じさせないようにするには、頭皮を清潔に保つことが大切です。髪をしっかり洗い、余分な皮脂や汚れが溜まらないようにしましょう。洗髪しながら頭皮マッサージをすると、新陳代謝も促進できるためもおすすめです。
皮膚科を受診する
ここまで解説した方法で頭皮のかゆみが改善しない場合、皮膚炎を引き起こしている可能性もあります。早めに皮膚科を受診して症状を相談し、医師の判断に基づく治療を進めましょう。
抜け毛が気になる際に考えられる原因
抜け毛が気になる場合も、さまざまな原因が考えられます。具体的にどのような原因があげられるか解説します。
生活習慣の乱れ
食生活が偏っていたり睡眠不足に陥っていたりすると、血行不良になりやすいです。また、食事のバランスが悪いと髪の毛を作るための栄養も不足している可能性があります。その結果、頭皮に十分な栄養が行き渡らず抜け毛が発生しやすくなります。
ホルモンバランスの変化
抜け毛はホルモンバランスの変化により生じる場合もあります。たとえば、出産や加齢により女性ホルモンと男性ホルモンのバランスが乱れると、抜け毛が気になるケースがあります。
過度のストレス
過度なストレスがかかると、ホルモンバランスや自律神経の乱れにつながります。頭皮の環境が悪化しやすくなり、血行不良にもつながりやすいです。その結果として抜け毛が増える場合もよくあります。
紫外線
頭皮に紫外線が当たると光老化が引き起こされ、頭皮や髪の毛にダメージを与えます。ダメージが強い場合、抜け毛が生じやすくなります。
加齢
年齢を重ねると頭皮も老化し、ヘアサイクルが変化します。また、成長する髪の割合や成長速度も低下します。特に頭皮が硬くなっている場合、血行不良により髪の毛の成長が妨げられ、細くなりやすいです。その結果、髪の毛が抜けやすくなります。
間違ったヘアケア
自分の頭皮や髪の毛にあわないシャンプーを使用していたり、すすぎ残しがあったりすると、頭皮や髪の毛にダメージを与えてしまいます。抜け毛を増やさないためには、自分にあうヘアケア用品を選んで正しく洗髪することが大切です。
脱毛症
抜け毛は、脱毛症により発生している場合もあります。以下では、脱毛症の具体的な種類を解説します。
びまん性脱毛症
びまん性脱毛症は、抜け毛が生じる病気です。ただし、見た目の変化は髪のボリュームが減る程度で、完全に地肌が見えるわけではありません。血行不良、栄養不足、ホルモンバランスの変化などが原因だと考えられています。
分娩後脱毛症
分娩後脱毛症は、出産から3~6ヵ月後に抜け毛が増える病気です。原因は妊娠や出産によるホルモンバランスの変化です。栄養が豊富な食事をとり続けていけば、自然と症状が治まります。
円形脱毛症
円形脱毛症は、頭皮の一部の髪の毛が円形に抜け落ちる病気です。ストレス、免疫機能の低下、アトピー性疾患などが原因になると言われています。特別な治療は行わず、自然に治るのを待つケースが多いです。
粃糠性脱毛症
粃糠性脱毛症はふけや抜け毛を生じさせる病気です。ふけが大量に発生し、毛穴の炎症を引き起こして抜け毛につながります。粃糠性脱毛症の原因は、アレルギー、ストレス、ホルモンバランスの変化などです。
抜毛症(トリコチロマニア)
抜毛症(トリコチロマニア)とは、自分の髪の毛を自分で抜いてしまう病気です。無意識のうちに髪の毛を抜いてしまっている人もいます。原因は緊張や不安であり、体質には問題がありません。症状を改善するには、精神的な問題を解決する必要があります。
抜け毛を防ぐ方法
抜け毛を防ぐには、どのような対策をすればいいのでしょうか。ここでは、具体的な抜け毛の対策について解説します。
頭皮マッサージを行う
抜け毛を防止するには頭皮の環境を整えることが大切です。優しく頭皮をマッサージし、血行を促進しましょう。育毛剤を使ってマッサージすると、頭皮をしっかり保湿しつつ頭皮の環境を整えられます。
生活習慣を見直す
血行不良や栄養不足は頭皮の環境を悪化させる原因になります。そのため、生活習慣を見直し、食事や睡眠の質を改善しましょう。喫煙の習慣がある人は、本数を減らしたり禁煙を意識したりすることも大切です。
頭皮の紫外線対策を行う
紫外線も抜け毛を引き起こす原因になるため、頭皮の紫外線対策も重要です。特に頭頂部は紫外線が当たりやすく、油断しているとダメージを受ける恐れがあります。日傘や帽子などを活用し、日頃から紫外線対策を心がけましょう。
シャンプーの方法を見直す
シャンプーをするときは、髪の毛や頭皮になるべく負担をかけないようにする必要があります。頭皮に直接シャンプーをつけないようにし、よく泡立ててから洗髪しましょう。また、自分の髪の毛や頭皮にあうシャンプーを選ぶことも大切です。
食生活を見直す
抜け毛を防ぐには、食生活も整える必要があります。食事を3食しっかり摂り、髪の毛の成長に必要な栄養を摂取しましょう。たんぱく質、ビタミン、ミネラルなどのバランスを考えたメニューにしてください。
専門医に相談する
ほかの方法を実践しても症状が改善しない場合、病気である可能性もあります。症状が進行する前の早い段階で専門医に相談しましょう。早めに相談すれば、症状に適した治療をスムーズに受けられます。
まとめ
頭皮のかゆみや抜け毛には、さまざまな原因があります。原因を把握したうえで適切な対策をすれば、頭皮や髪の毛のトラブルを解消できる可能性があります。症状が改善しないときは、医師にも相談しましょう。
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