産後の頭皮ケア4つの方法|トラブルの原因や注意点もわかりやすく解説
公開日2022.08.05
更新日2023.05.16
産後に頭皮トラブルに悩まされる人は多いです。この記事では、産後の頭皮トラブルの理由や頭皮ケアの方法について、わかりやすく解説していきます。産後の頭皮トラブルに悩んでいる人は、是非参考にしてみてください。
目次
- 産後に気になる3つの頭皮トラブル
- 抜け毛が多くなる
- ニオイが気になる
- 頭皮がべたつく
- 産後に頭皮トラブルが増える理由
- 女性ホルモンの分泌が乱れる
- 生活習慣が不規則になる
- ストレスが増える
- 産後の頭皮ケア4つの方法
- 頭皮マッサージをする
- ツボ押しをする
- 紫外線対策をする
- 頭皮に負担をかけないヘアスタイルにする
- 産後の頭皮ケアのために注意すること
- 効果的な食材を意識して摂るようにする
- 良質な睡眠をとる
- 軽い運動を習慣にする
- ストレスを発散する
- 産後の頭皮ケアにおすすめのアイテム
- 育毛剤
- アミノ酸系シャンプー
- パドルブラシ
- まとめ
産後に気になる3つの頭皮トラブル
ここからは、産後に気になる3つの頭皮トラブルについて解説していきます。
抜け毛が多くなる
通常1日に抜ける髪の毛の本数は100本程度ですが、産後には1日に200〜300本抜けることもあるといわれています。
抜け毛が特に気になる時期
抜け毛が特に気になる時期はいつなのでしょうか?一般的に抜け毛が気になるのは、産後2〜3か月後くらいからだといわれています。その後は半年から1年程度で抜け毛が改善される人が多いです。
ニオイが気になる
産後は頭皮環境が悪化しやすく、バリア機能が低下してしまいがちです。頭皮のバリア機能が低下すると、ニオイの元となる雑菌が繁殖し、ニオイが気になるようになります。
頭皮がべたつく
産後に髪の質感が変わり、べたつくようになったと感じる人も多いです。これは皮脂腺から過剰に皮脂が分泌されたり、シャンプーを十分に洗い落とせていなかったりすることで起こります。
産後に頭皮トラブルが増える理由
ここからは、産後に頭皮トラブルが起こる理由を解説していきます。
女性ホルモンの分泌が乱れる
女性ホルモンのひとつであるエストロゲンは、髪の成長や維持をする役割を担っています。このエストロゲンは妊娠中に大きく増加するため、普段は抜けてしまう髪も成長を促されます。それが産後になると減少するため、妊娠中に抜けなかった髪がどんどん抜けていってしまうのです。
生活習慣が不規則になる
産後は赤ちゃんのお世話が生活の中心になっていきます。夜泣きなどで睡眠時間が取れなかったり、眠りが浅かったりすると睡眠の質が低下します。また不規則な食事などで生活が乱れがちになります。
ストレスが増える
産後は赤ちゃん中心になるような生活環境の劇的な変化があったり、育児の悩みなどのストレスを抱えたりします。ストレスが増加すると、頭皮の血流が悪くなり頭皮環境が悪化してしまいます。また、ホルモンバランスの乱れにも繋がります。
産後の頭皮ケア4つの方法
ここからは、産後の頭皮ケアの4つの方法を解説していきます。
頭皮マッサージをする
頭皮マッサージは硬くなった頭皮を柔らかくし、血流の改善に効果的です。頭皮マッサージをする際には、5本の指先で頭皮をつかむように置き、指先の位置を動かさずに頭皮を押した状態で、手で3回ほど円を描くようにして頭皮全体を揉みほぐしましょう。強くもんだりこすったりすると、頭皮にダメージを与えてしまうので、過剰なマッサージは避けるようにしましょう。
ツボ押しをする
ツボ押しは、血流が良くなり頭皮環境の改善が期待できます。また自律神経を整え、リラックス効果もあります。
頭皮に効果のあるツボは「風池」「通天」「百会」の3つがあります。
「風池」は首の後ろで髪の生え際辺りに位置しており、天柱のすぐ外側で1センチほど上にずらしたところです。円形脱毛症、後頭部の抜け毛への効果が期待できます。
「通天」は百会から左右両側にわずかにずれたところにあります。頭皮の血行に効果があるため、血行が良くなることで抜け毛の進行を遅らせることができます。
「百会」のツボは頭頂部の付近にあります。両耳の一番高い場所を結んだ線と、鼻から後頭部中央(正中線)を結んだ線、その二つの線が交わる部分が当てはまります。体全体のさまざまな経路が集中するツボで、脱毛予防に効果があります。
紫外線対策をする
紫外線は頭皮にも髪にもダメージを与えます。紫外線のダメージによって頭皮に炎症やかゆみが起こり、抜け毛に繋がってしまう可能性もあります。外出する際には、日傘や帽子でしっかりと紫外線対策をしましょう。帽子は蒸れないように通気性で選ぶようにしましょう。
頭皮に負担をかけないヘアスタイルにする
頭皮に負担をかけないようなヘアスタイルにすることも必要です。きつく縛るなどはせず、ヘアピンなど物理的な刺激のあるものも避けるようにしましょう。また毎日同じヘアスタイルにはせず、分け目を変えるなどの工夫もおすすめです。
産後の頭皮ケアのために注意すること
頭皮環境を整えてトラブルを改善するためには、直接働きかける対策だけではなく、体の内側からの対策も必要になってきます。ここからは産後の頭皮ケアのために注意することを解説していきます。
効果的な食材を意識して摂るようにする
頭皮ケアのためには効果的な食材を摂ることが重要です。まず髪の主成分であるたんぱく質は重要です。さらに抜け毛を防ぐ女性ホルモンと同じ働きをしてくれる大豆イソフラボンも摂るようにしましょう。また、髪の主成分であるケラチンの合成を促す亜鉛や、毛根の細胞分裂を活発にしてくれるビタミンB群なども合わせて摂るようにしましょう。
良質な睡眠をとる
良質な睡眠を取ることは髪や頭皮にとても重要です。赤ちゃんと一緒だと、夜泣きなどもあるためなかなか難しいとは思いますが、できるだけしっかりと睡眠を取ることを心がけるようにしましょう。また寝る前のスマホの使用は控えるなど、寝るための準備も意識しましょう。
軽い運動を習慣にする
運動は血行を良くしたり、ストレスを軽減するなどの効果があります。激しい運動は頭皮に逆効果になってしまうため、ウォーキングなど軽い有酸素運動にしましょう。赤ちゃんと一緒のお散歩は習慣にしやすいので、適度な運動を心掛けましょう。
ストレスを発散する
子育ては大変ですが、自分の時間を作るなど、ストレスを過度にため込まないようにしましょう。ベビーシッターを利用する、周りの人にも協力してもらう、などの選択肢も頭に入れておきましょう。
産後の頭皮ケアにおすすめのアイテム
ここからは、産後の頭皮ケアにおすすめのアイテムを紹介していきます。
育毛剤
育毛剤は頭皮環境を改善する効果があります。頭皮環境を整えることは抜け毛だけではなく、ニオイやべたつき対策としても期待できます。育毛剤を選ぶ場合には、男性用の刺激が強いものではなく、女性用のものを選ぶようにしましょう。
アミノ酸系シャンプー
産後は頭皮が敏感になり、いままで使っていたシャンプーでは刺激が強すぎることもあります。産後のシャンプーには低刺激のアミノ酸系シャンプーを選ぶようにしましょう。アミノ酸系は洗浄成分も強すぎず、頭皮にうるおいを残すことができます。
パドルブラシ
パドルブラシとはクッション部分に空気穴があるヘアブラシです。 クッション性があり、頭皮に刺激を与えてマッサージ効果もあります。またブラッシングをすることで髪の絡まりも軽減させることもできます。
まとめ
今回は産後の頭皮トラブルの理由や頭皮ケアの方法について解説してきました。産後は色々とストレスも多いため、頭皮環境が乱れがちです。限られた時間の中でしっかりとヘアケアをして、頭皮環境を整えていきましょう。
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