髪のハリやコシに効果的な食べ物は?栄養素や髪に良くない食習慣についても詳しく解説
公開日2022.09.21
更新日2023.05.10
髪のハリやコシがなくなってきたなと思う人も多いのではないでしょうか?実は普段の習慣や食べ物に気をつけることで、髪のハリやコシに効果がある場合があります。この記事では、髪のハリやコシが少なくなってきて悩んでいる人に向けて、髪のハリコシに効果的な食べ物や、避けるべき食習慣についても解説していきます。髪に良い食べ物や栄養について知りたい人は是非参考にしてください。
目次
- 髪の悩みで多いものとは?
- 「頭皮」も原因の1つ
- シャンプーやトリートメントでは髪質改善できない
- ハリコシのない髪の原因?髪に良くない食習慣
- 油もの
- カフェイン
- お酒(アルコール)
- 塩分
- 食事のバランスを意識することで髪に良い影響がある
- 髪のコシやハリに欠かせないたんぱく質を含む食べ物
- お肉
- 魚
- 大豆
- 卵
- 乳製品
- 新陳代謝や髪の発育を促すビタミンを含む食べ物
- レバー
- うなぎ
- 緑黄色野菜
- ナッツ
- 果物
- ケラチンの合成をしてくれる亜鉛を含む食べ物
- レバー
- 牡蠣
- その他の髪に良い栄養素・食べ物
- 鉄分
- イソフラボン
- オメガ3脂肪酸
- まとめ
髪の悩みで多いものとは?
まず髪の悩みはどんなものが多いのでしょうか?
髪の悩みとしては、髪のパサつき、ハリ・コシ、頭皮が油っぽいなどの髪の悩みを持つ人が多いと言われています。
「頭皮」も原因の1つ
頭皮も、髪の悩みの原因となります。頭皮と髪は密接な関係にあり、健康な髪は健康な頭皮から生えてきます。髪の成長に必要な栄養も、血流とともに毛根に運ばれるため、頭皮は髪にとってとても重要です。
シャンプーやトリートメントでは髪質改善できない
シャンプーやトリートメントではダメージを受けた髪の補修はできますが、髪質改善まではできません。髪質改善には外側からのケアだけだとどうしても限界があるため、内側からのアプローチが必要です。
ハリコシのない髪の原因?髪に良くない食習慣
ここからはハリコシのない髪の原因にもなる髪に良くない食習慣について解説していきます。
油もの
油ものを摂りすぎると、脂肪やコレステロールが増えてしまいます。コレステロールが増えると血液がドロドロになります。すると頭皮の血行が悪くなって栄養が行き渡りにくくなり、頭皮環境の悪化に繋がります。
カフェイン
コーヒーや紅茶に入っているカフェインも摂りすぎは良くありません。カフェインには、育毛をサポートする亜鉛の吸収を阻害する作用があります。亜鉛は髪の細胞分裂に関わる栄養素なので、不足すると髪が育ちにくくなります。カフェイン摂取量の基準は特に設けられてはいませんが、コーヒーなどの摂取も1日数杯に留めておくのが良いでしょう。
お酒(アルコール)
お酒を飲みすぎると、たんぱく質を作る肝臓に負担がかかります。たんぱく質は髪の主成分になるため、十分にたんぱく質が作られずに髪の生成が阻害される恐れがあります。また糖分が多いお酒は血液がドロドロになるため、頭皮の血行が悪くなることにも繋がります。
塩分
食生活の中で、味の濃い食べ物、コンビニ弁当、ジャンクフードなどにより無意識のうちに塩分を摂取していることが多くあります。塩分を取りすぎると体液が酸性に傾き、血液の粘度が高くなって血行が悪くなります。 髪の成長に必要な栄養素を運ぶ血液が滞ることで、髪が栄養不足に陥って抜け毛が起きてしまいます。
食事のバランスを意識することで髪に良い影響がある
現代は生活習慣病が増えていて、運動する機会が少ない人が多いと言われています。食生活は体だけではなく頭皮や髪にも影響があるので、普段から食事のバランスを意識することが重要です。
髪のコシやハリに欠かせないたんぱく質を含む食べ物
たんぱく質は髪の主成分であり、髪のハリやコシを生む素と言われています。髪の80~85%はケラチンと呼ばれるたんぱく質でできているため、たんぱく質を多く含む食べ物を摂取することが重要です。
お肉
身近なお肉でたんぱく質などの栄養を摂ることができます。ただ脂質が多いお肉は油分を多く摂りすぎてしまうため、食べすぎに注意が必要です。
魚
魚は良質な油とたんぱく質を摂ることができます。特に赤身魚は高たんぱくで低脂質なので、おすすめです。
大豆
「畑の肉」と呼ばれている大豆も、たんぱく質を豊富に含んでいます。女性ホルモンと同じ働きをするイソフラボンやビタミンも豊富に含まれているため、髪にとても良い食べ物です。
卵
卵はたんぱく質以外にも、髪を健康に保つことができるミネラルを摂取することができます。美肌にも効果的なビオチンなども摂取することができます。
乳製品
乳製品には牛乳、ヨーグルト、チーズなどが当てはまります。乳製品はたんぱく質とカルシウムも摂取することができます。カルシウムは髪の土台である頭皮を健康に保ち、イライラなどを鎮める効果もあります。
新陳代謝や髪の発育を促すビタミンを含む食べ物
ビタミンは、髪に栄養を届けたり綺麗な髪を作ることに欠かせない栄養素です。ビタミンAは頭皮のターンオーバーを助ける働きがあり、さらにビタミンBには毛根の細胞分裂を活発にし、髪を生成するたんぱく質の働きを助ける働きもあります。
レバー
レバーにはビタミンA,Dをはじめ、ビタミンB群も豊富に含まれています。またレバーに含まれている亜鉛は、髪を作るときケラチンの合成をサポートしてくれるため、髪にとって欠かせない栄養素です。
うなぎ
うなぎはビタミンAやB群が多い食べ物です。魚の中でもビタミンAが多く含まれると言われており、ビタミンAは頭皮の潤いを守ったり、新陳代謝を促して、頭皮の健康をサポートする働きがあります。
緑黄色野菜
緑黄色野菜にはビタミンA,B,Cなどが豊富に含まれています。さらに毛母細胞の分裂を促進し、頭皮環境を整えながら健康的な髪を作る働きを持つβカロテンも、緑黄色野菜には豊富に含まれています。
ナッツ
ナッツにはカシューナッツ、アーモンド、ピスタチオ、マカダミアナッツなどがあります。ナッツにはビタミンB群、Eなどの栄養があり、ビタミンEは抗酸化作用により血行を良くする働きがあり、ビタミンB群は根の細胞分裂を活発にし、髪の毛の材料となるケラチンの生成を助ける働きがあります。
果物
果物にはビタミンや食物繊維、ポリフェノールが豊富に含まれています。また柑橘類やいちごなどはビタミンCが多く含まれており、ビタミンCにはコラーゲンの生成を促進する働きがあり、頭皮や血管に弾力を与えてくれます。
ケラチンの合成をしてくれる亜鉛を含む食べ物
現代の食生活で特に不足しがちなのは、亜鉛です。髪の主成分はケラチンというたんぱく質なのですが、亜鉛が不足すると、ケラチンとなるたんぱく質の生成が阻害されてしまう恐れがあります。
レバー
レバーにはビタミンA,Dをはじめ、ビタミンB群も含まれていますが、亜鉛も豊富に含まれています。レバーは髪に必要な成分をバランスよく補うことができます。
牡蠣
牡蠣にはレバーの他に、アミノ酸なども多く含まれています。さらにレモンをかけるとビタミンCのおかげで鉄分などの栄養素の吸収が促進されるため、おすすめです。
その他の髪に良い栄養素・食べ物
ここからは、その他の髪に良い栄養素や食べ物について紹介していきます。
鉄分
鉄分が不足すると頭皮に十分な酸素が血流によって運ばれず、頭皮が酸欠状態になってしまいます。女性は特に鉄分が不足しやすいと言われているため、積極的に摂取することが重要です。鉄分は主にレバー、ピーマン、ひじきなどに含まれています。
イソフラボン
女性は年齢を重ねるにつれて女性ホルモンの分泌が少なくなり、抜け毛が起こるケースもあります。イソフラボンは女性ホルモンと同じ働きがあるとされており、髪のハリコシや抜け毛予防に重要な成分です。イソフラボンは大豆に多く含まれています。
オメガ3脂肪酸
オメガ3脂肪酸は良質な油のことで、「血行促進」「ホルモンバランスの調整」「新陳代謝の活性化」といった頭皮や髪の毛を健康的な状態にする働きがあります。オメガ3脂肪酸は、体内で生成できないため、食べ物から摂取する必要があります。主に青魚やえごま油に含まれています。
まとめ
今回は髪のハリコシに効果的な食べ物や、避けるべき食習慣についても解説してきました。髪のハリコシと抜け毛とも繋がりがあるため、普段のヘアケアとともに食生活も意識をするようにしましょう。
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