女性の薄毛対策のポイントは頭皮マッサージ|薄毛カバーにおすすめの髪型も紹介
公開日2021.07.21
更新日2023.05.11
最近髪が薄くなった気がする、抜け毛が多くなったと悩んでいる女性も多いでしょう。薄毛対策には、頭皮マッサージが重要です。
この記事では、薄毛に悩んでいる女性に向けて、薄毛の原因や頭皮マッサージの方法などについて解説します。
薄毛カバーに向いている髪型なども解説するので、ぜひ参考にしてください
目次
- 女性の薄毛(や白髪)の悩みは頭皮のこりや環境の悪さに由来する
- 頭皮のこりや環境の悪さを放っておくと薄毛や白髪になる
- 頭皮のこりや環境悪化の原因
- 原因1:血行不良
- 原因2:目の疲れ(眼精疲労)
- 原因3:頭皮の乾燥
- 原因4:頭皮の汚れ
- 原因5:頭皮の日焼け
- 原因6:冷えやストレス
- 頭皮の状態をチェックする方法
- 健康は頭皮の状態とは
- チェック表
- 女性の薄毛対策には毎日の頭皮マッサージと頭皮を清潔に保つことが大事
- 頭皮マッサージのポイント・注意点
- 頭皮を清潔に保つためのポイント
- 頭皮マッサージや頭皮を清潔に保つ以外の薄毛対策も行う
- 自宅でできる頭皮マッサージの方法
- 指・こぶしを使ったマッサージ方法の手順
- ヘアブラシを使ったマッサージ方法
- 健康な頭皮になるための日々の注意点
- 洗髪後は頭皮をしっかりと乾かす
- 乾燥防止のために保湿ケアをする
- 毎日頭皮に触れる習慣をつける(ブラッシングする)
- 睡眠や食事などの生活習慣にも注意する
- (年に数回)プロによるケアを利用する方法もおすすめ
- 頭皮をケアすることで得られる他の効果
- 顔のむくみが取れる、顔がリフトアップされる
- 肌に透明感が出る
- 良質な睡眠につながる
- 手足の冷えの改善
- ストレスによる悪い血液の流れが解消される
- 薄毛を目立たなくさせる髪型
- まとめ
女性の薄毛(や白髪)の悩みは頭皮のこりや環境の悪さに由来する
抜け毛や切れ毛が多くなってきた、白髪が多くなってきたなどの女性の髪の悩みは様々です。
頭皮のこりや頭皮環境の悪化によって、頭皮が硬くなったり、皮脂や汗、ほこりなどが溜まりやすくなったりして、髪の悩みにつながると言われています。
頭皮のこりや環境の悪さを放っておくと薄毛や白髪になる
頭皮のこりや環境悪化を放置していると、頭皮の血行が悪くなります。
健康な髪を育てるには、栄養と酸素が必要です。しかし、血行不良になると栄養や酸素が十分に運ばれなくなって、健康な髪が生えにくくなり、切れ毛や抜け毛が増えて薄毛や白髪になるとされています。
以下では、頭皮環境が悪化する原因を解説します。
頭皮のこりや環境悪化の原因
頭皮のこりや頭皮環境の悪化はなぜ起こってしまうのでしょうか。ここでは、6つの原因について解説します。
原因1:血行不良
血行不良は、運動不足やストレス、首や肩の冷えなどが原因で起こると言われています。
また、長時間同じ姿勢でいると、血行が悪くなるケースもあるようです。
加齢が血行不良の原因になっている場合もあります。
原因2:目の疲れ(眼精疲労)
目の疲れは、パソコンやスマートフォンなどを長時間見続けたり、細かい文字を読み続けたりすることで、引き起こされます。
眼精疲労は直接的な薄毛の原因ではありませんが、睡眠不足や肩こりが引き起こされて血行不良となり、薄毛につながる可能性があります。
原因3:頭皮の乾燥
頭皮の乾燥は、髪の洗い方によって引き起こされます。
髪を洗う際のシャワーの温度が熱すぎる、洗浄力の強いシャンプーを使っているなどが原因です。
また、乾燥肌の場合には頭皮も乾燥しやすくなるため注意しましょう。
原因4:頭皮の汚れ
皮脂や汗、ほこりなどの汚れが溜まると、頭皮環境は悪化します。
毛穴に皮脂などが詰まると、ふけや炎症の原因となり薄毛につながります。
頭皮を清潔に保つためには、正しいシャンプーの仕方やヘアケア商品の選び方などを意識することも重要です。
原因5:頭皮の日焼け
紫外線によるダメージも、頭皮のこりや環境悪化の原因となります。
顔や腕だけでなく、頭皮も紫外線による影響を受けます。
紫外線を浴びると頭皮が日焼けしてしまい、頭皮が乾燥する、髪がパサつくなどの影響が考えられるでしょう。
原因6:冷えやストレス
自律神経が乱れる原因は、冷えやストレスなどです。
ストレスが過度にかかるとホルモンバランスが崩れ、不眠や食欲減退などにつながります。
このような状態が続くと、頭皮のこりや環境悪化につながるため、薄毛になりやすくなります。
頭皮の状態をチェックする方法
薄毛と頭皮の状態は密接に関係しています。ここでは、頭皮の状態をチェックする方法について解説します。
健康は頭皮の状態とは
健康な頭皮は、透明感があり青白い色をしており、余分な皮脂や角質が詰まっていない状態です。
また、頭皮タイプも把握しましょう。日本人には、ドライタイプとオイリータイプの人が多い傾向があります。
ドライタイプは乾燥肌で頭皮の色がピンクやオレンジのようになります。対してオイリータイプは頭皮がべたつき、黄色みがかっているのが特徴です。
頭皮タイプは年齢によっても変化するため、注意しましょう。次の項目で紹介するチェック表をもとに、健康な頭皮状態かどうかチェックしてみましょう。
チェック表
・抜け毛が気になる
・ふけが多い
・白髪が多くなってきた
・頭皮が乾燥している気がする
・頭皮がべたついている
・頭皮をつまもうとしても、頭皮が硬くて動かない
・頭皮を前後左右に動かそうとしても動きが悪い、動きが悪い部分がある
・頭皮の色で赤っぽい部分がある
・髪にボリュームがなくなってきた
該当する項目が多ければ多いほど、頭皮の健康状態が悪くなっている可能性があります。
頭皮を健康に保つため、対策を考えましょう。
女性の薄毛対策には毎日の頭皮マッサージと頭皮を清潔に保つことが大事
女性の薄毛対策として、頭皮マッサージや頭皮を清潔に保つことが大切です。
頭皮マッサージのポイント・注意点
マッサージは、血行促進やリラックス、毛穴の詰まり解消などが目的です。
頭皮マッサージは、血行がよくなっている入浴後が良いでしょう。
ヘアローションをつけて行えば、血行が促進され乾燥を防げます。
頭皮は1枚の皮膚でつながっているため、全体的に3~5分程度を目安に指の腹で優しく行いましょう。
詳しいマッサージ方法については、後述します。
頭を覆っている4つの筋肉を意識してマッサージを行う
両サイドの側頭筋・前方の前頭筋・後方の後頭筋の4つを意識しましょう。
顔のたるみや二重あご、フェイスラインが気になるなら側頭筋、たるみや目元、おでこのしわなどが気になる場合は前頭筋、首のこりが気になる場合は後頭筋、おでこのたるみが気になるなら頭頂部を意識して、マッサージします。
薄毛に良いツボ
ツボ押しも薄毛対策に良いと言われています。薄毛対策が期待できるツボは以下のとおりです。
・百会
・玉枕
・天柱
・趺陽
・湧泉
ツボ押しは、飲酒後やサウナに入った後、ツボの周囲にケガがある場合、熱があるときなどは行わないようにしましょう。
頭皮を清潔に保つためのポイント
頭皮を清潔に保つには、毎日のシャンプーが欠かせません。
指の腹を使うのを意識し、ごしごし擦らないようにして頭皮を洗浄しましょう。
洗い残しのないように、すすぎもしっかりと行います。
また、トリートメントは毛先から髪全体につけるイメージで、頭皮にはつけないようにしましょう。
ドライタイプの人は、洗浄力の強いシャンプーではなく保湿力の高いシャンプーにし、洗いすぎないようにします。
オイリータイプの人は、頭皮をしっかりと洗浄しつつ、皮脂の洗いすぎにも注意しましょう。
頭皮を清潔に保つには、自分に合ったヘアケア商品を選びも大切です。
頭皮マッサージや頭皮を清潔に保つ以外の薄毛対策も行う
頭皮マッサージや頭皮を清潔に保つだけで、薄毛予防や発毛するわけではありません。
以下で紹介する、生活の中で意識しておきたいポイントを実施したり、場合によっては専門の医療機関へ相談したりしましょう。
自宅でできる頭皮マッサージの方法
自宅でできる頭皮マッサージは、指やこぶしを使う方法と、ヘアブラシを使う方法があります。以下でそれぞれの方法を解説します。
指・こぶしを使ったマッサージ方法の手順
こぶしを握って、第1関節~第2関節の平らな部分を眉にあて、小さく円を描くようにマッサージします。
生え際方向に動かしながら、5回円を描きましょう。
その後、頭頂部から後頭部を指の腹でほぐします。ジグザグとシャンプーするように15秒ほどほぐすのがポイントです。細かく動かすように意識すると、より効果的です。
最後は、老廃物をリンパに流します。生え際から側頭部、首筋、鎖骨を指の腹で軽く圧をかけるようにして、流していきます。
筋肉がゆるんで老廃物が流れやすくなるため、深呼吸しながら行いましょう。
ヘアブラシを使ったマッサージ方法
頭皮を傷つけないように優しく、頭頂部から後頭部・側頭部というように上から下に向けて、全体的にブラシをかけましょう。
次に、ブラシを下から上にかけます。最後に、ブラシを側頭部や前頭部、後頭部やこめかみなどに軽く押し当てます。
ブラシは、クッション性があり先端の丸いもの、竹や木製などの植物性のものが良いでしょう。
健康な頭皮になるための日々の注意点
健康な頭皮を育むには、頭皮への意識が重要です。ここでは、生活の中で注意・意識したいポイントについて解説します。
洗髪後は頭皮をしっかりと乾かす
髪を洗った後に乾かさないまま寝てしまうと、雑菌が繁殖しやすくなります。
雑菌の繁殖により、ふけが発生したり頭皮が炎症したりして、薄毛につながるため、洗髪後は頭皮をしっかりと乾かすようにしましょう。
乾燥防止のために保湿ケアをする
頭皮の乾燥を防止するには、保湿ケアが重要です。
ヘアローションやヘアオイルなどを使用して、頭皮の乾燥を防ぎましょう。
ドライヤーでも頭皮は乾燥するため、ドライヤーをかける前にも保湿ケアをするように意識します。
毎日頭皮に触れる習慣をつける(ブラッシングする)
毎日のシャンプー前や後、朝の洗顔時などにブラッシングして、髪に触れる習慣をつけましょう。
シャンプー前にブラッシングすればふけやほこりを落とせますし、マッサージ効果もあります。
ただし、やりすぎると頭皮が傷つく可能性があるため注意しましょう。
睡眠や食事などの生活習慣にも注意する
睡眠不足が続くと自律神経が乱れて薄毛につながるため、睡眠をしっかりととりましょう。
また、運動不足や過度なストレスなども頭皮環境の悪化につながります。
軽い運動やストレス発散、リラックスできる時間を作りましょう。
塩分や刺激物の過剰摂取、偏った食事、たばこやお酒も控えましょう。
ヘアケア商品を見直しも大切です。
(年に数回)プロによるケアを利用する方法もおすすめ
気になるポイントや改善方法がわからない場合には、プロに相談するのも良いでしょう。
美容室でアドバイスをもらったり、専門のクリニックを受診したりして、適切なケアを受ける・ケア方法を聞くのもおすすめです。
頭皮をケアすることで得られる他の効果
頭皮ケアの効果は、頭皮環境を健康に保つだけではありません。頭皮ケアによるその他の効果について解説します。
顔のむくみが取れる、顔がリフトアップされる
頭皮が上から下に持ち上げられたり、リンパの流れが良くなったりするため、むくみの改善や顔のリフトアップ効果が期待できます。
肌に透明感が出る
頭皮の血行不良が改善されると、首や顔の血行も促進されます。
顔全体の血行が良くなるため、肌に透明感が生まれます。
良質な睡眠につながる
頭皮マッサージで全身の血行が良くなり体が芯から温まるため、リラックス効果や安眠効果が期待できます。
手足の冷えの改善
頭皮マッサージで全身の血行が促進されます。
これにより、体全体が温まり手足の冷えが改善される可能性があります。
ストレスによる悪い血液の流れが解消される
ストレスで滞った血液の流れが良くなります。
また、リラックス効果によってストレスの解消なども期待できるでしょう。
薄毛を目立たなくさせる髪型
薄毛を目立たなくさせる髪型としては、ボブカットが挙げられます。
パーマをかけてふんわり感を出せば、髪の細さや薄さなどが目立たなくなります。
セットする際には、髪の根元を持ち上げながら乾かしましょう。
顔周りの髪をふんわりと巻けば、華やかさとボリュームが出て、薄毛をカバーできます。
まとめ
女性の薄毛対策には、頭皮マッサージや頭皮を清潔に保つことが重要です。
この記事で紹介した、マッサージ方法を試してみてください。また、自分に合ったヘアケア商品を選ぶことも大切です。
マイナチュレでは相談窓口を設けています。どなたでも相談できますので、何かお悩みがある方はいつでもご相談ください。
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