シャンプー時の抜け毛の本数は何本までOK?原因と対応策まで徹底解説!
公開日2020.07.27
更新日2023.05.11
シャンプー時に、抜け毛が気になることはないでしょうか。
抜け毛の本数や状態によっては、すぐに対策をしたほうがよいかもしれません。
この記事では、シャンプー時の抜け毛が気になる人に向け、気をつけたほうがよい抜け毛の本数や、抜け毛の原因などを紹介します。
抜け毛を防ぐ対策も紹介するため、日々のヘアケアに役立ててください。
目次
- シャンプー時の抜け毛の本数の目安
- 夏から秋にかけては抜け毛が増える
- シャンプー時の抜け毛が多い原因
- シャンプーの洗浄力が強すぎる
- ヘアサイクルが影響している
- 強いストレスを感じている
- 生活習慣が乱れている
- 抜け毛が増えたと感じたらチェックしたいポイント
- 毛根の色・形
- 抜け毛の細さ・長さ
- シャンプー時の抜け毛の対応策
- 無添加処方のシャンプーを使用する
- シャンプーは洗いすぎに注意
- 爪を立てずにシャンプーする
- シャンプー後すぐにドライヤーをする
- ドライヤー後にマッサージを行う
- シャンプー時以外の抜け毛の対応策
- 髪に必要な栄養を摂取する
- 運動をする
- 質の良い睡眠をとる
- 育毛剤を使う
- まとめ
シャンプー時の抜け毛の本数の目安
シャンプー時の抜け毛の本数は、1日あたり30~60本程度なら問題はありません。
そもそも髪は日々生え変わっており、シャンプー以外にも、寝ているときの枕との摩擦、ブラッシングの刺激などでも髪は抜けます。
一人あたりの髪の毛の総本数は、平均約10万本とされ、総本数の約0.1%は毎日抜けていきます。つまり、個人差を考慮すると、1日あたり50~100本程度は自然に抜けていると考えましょう。
ちなみにシャンプーで抜ける髪の量は特に多く、1日の抜け毛の約6割、つまり1日あたり30~60本もの髪がシャンプー時に抜ける計算です。
この目安よりも多く抜けるようであれば、早めに対策を打ったほうがよいと考えられます。
夏から秋にかけては抜け毛が増える
季節により髪の抜けやすさは変わります。
特に夏から秋にかけては1日あたり200本、多いときには300本もの髪が抜けるケースも珍しくありません。
抜け毛が増える原因には、紫外線によるダメージが挙げられます。夏に浴びた紫外線のダメージが頭皮に蓄積され、夏から秋にかけて抜け毛が進行します。
また、季節の変わり目にはホルモンバランスや自律神経が乱れやすい傾向です。そのため、髪や頭皮の健康状態にも影響がみられ、抜け毛が目立つようになります。
換毛期にも注目しましょう。犬や猫などの動物は、季節変動に適応するため換毛期に毛が抜けやすくなります。
人間も動物の一種であるため、換毛期の名残として夏から秋に抜け毛が増える可能性があります。
シャンプー時の抜け毛が多い原因
シャンプー時の抜け毛が多い原因を紹介します。少しの意識で抜け毛が減る可能性もあるため、参考にしてください。
シャンプーの洗浄力が強すぎる
頭皮を清潔に保つためにはシャンプーが必要です。ただし、洗浄力が強すぎるものは避けましょう。
必要な皮脂まで洗い流してしまうと、頭皮環境の悪化が懸念されるためです。
特にかゆみやフケが気になる人は、シャンプーがあっていない可能性があります。
頭皮をケアし抜け毛を防ぐには、自分にあったシャンプーを選んでください。
シャンプーを使わない湯洗でも、皮脂の約7割は落ちるとされています。必要以上に洗浄力の強いシャンプーは見直しましょう。
ヘアサイクルが影響している
人によっては、退行期で抜け落ちた髪がシャンプー時に勢いよく流されていくのを見て、抜け毛が多いように感じているかもしれません。
しかし、ヘアサイクルの過程で髪が抜けるのは当然です。
髪にはヘアサイクルと呼ばれる周期があり、「成長期」「退行期」「休止期」の3つの段階が繰り返されます。正常な髪はヘアサイクルの9割が成長期にあたり、期間は2~6年です。
髪の毛の寿命が近づくとヘアサイクルは退行期に移行し、毛球の衰えが始まりやがて髪は抜け落ちます。
なお退行期は約2週間で終わり、休止期を終えるとふたたび成長期が始まります。
強いストレスを感じている
頭皮には数多くの毛細血管が張り巡らされ、頭皮や髪に栄養を運びます。
ただし、ストレスを感じると毛細血管は収縮し、髪に届く栄養が不足してしまいます。
プライベートや職場の状況が変わったり、人間関係の影響を受けたりするとストレスが溜まりがちです。
ストレスを軽減する工夫を取り入れると、シャンプー時の抜け毛を抑えられる可能性があります。
生活習慣が乱れている
乱れた食生活では、きちんと栄養が取れません。
特に髪の毛の大部分は、ケラチンというたんぱく質です。肉や魚などでしっかりたんぱく質を摂取しましょう。
健康のためにダイエットをする場合も、栄養バランスを意識しなければ抜け毛が心配です。
また、食生活とともに睡眠も見直すと、しだいに抜け毛が落ち着いてくる可能性があります。
抜け毛が増えたと感じたらチェックしたいポイント
正常な抜け毛と、気をつけるべき抜け毛は見た目が異なります。抜け毛が増えたと感じたらチェックしたいポイントを紹介します。
毛根の色・形
正常な抜け毛の場合は毛根が白く、丸く膨らんでいます。
一方、異常な抜け毛の場合は、毛根が黒または白濁色です。また、先端が尖っていたりギザギザしていたり、ときには毛根がほぼ見られなかったりという場合もあります。
このように成長期の途中で髪が抜け落ちてしまった髪は、毛根の状態で区別できます。
抜け毛の細さ・長さ
男性の場合は、ヘアサイクルに異常が見られると成長期が極端に短くなります。
正常な成長期は2~6年ですが、抜け毛が多い状態では数ヵ月~1年ほどです。
成長が不十分なまま髪が抜け落ちるために、細く短い毛が目立つようになります。
シャンプー時の抜け毛の対応策
シャンプー時に可能な抜け毛の対応策を紹介します。使用するシャンプーや洗い方を見直し、抜け毛を防ぎましょう。
無添加処方のシャンプーを使用する
抜け毛を防ぐには、洗浄成分の刺激が少ないシャンプーを使用しましょう。
洗浄成分の量が多かったり、洗浄力が強い成分が使われていたりすると、頭皮が余計な刺激を受けてしまいます。
無添加・ノンシリコンなどと記載されているシャンプーは、洗浄力がほどよい可能性が高いです。
たとえば、無添加処方の商品として「マイナチュレ」のシャンプーが挙げられます。
マイナチュレのシャンプーはシリコンや石油系界面活性剤などを使わず、頭皮と髪にやさしい成分でつくられています。
- 関連記事
- ■マイナチュレの無添加スカルプシャンプー
シャンプーは洗いすぎに注意
シャンプーは頭皮を清潔に保つために1日最低1回はするようにしましょう。
しかし洗いすぎると頭皮の余計な皮脂まで洗い流してしまうため、洗いすぎには注意が必要です。
爪を立てずにシャンプーする
洗い方も気をつけましょう。
爪を立てて頭皮をこすると、力が強すぎて頭皮を傷つけてしまいます。
また、皮脂を頭皮の奥に押し込む場合もあります。指の腹で、頭皮をもみほぐしながら短時間で洗ってください。
また、シャンプーを事前に泡立てておくと、原液が頭皮につきにくくなります。
シャンプー後すぐにドライヤーをする
髪が濡れた状態で放置すると、頭皮に雑菌が繁殖しやすくなります。
雑菌は頭皮の環境を悪化させ、フケやかゆみ、抜け毛を誘発するため速やかに髪を乾かしましょう。
なおドライヤーを使う前には、しっかりとタオルで水気を拭き取ってください。ドライヤーをあてる時間が短いほうが、髪を熱によるダメージから守れます。
ドライヤー後にマッサージを行う
頭皮の血流をよくすると、頭皮や髪にくまなく栄養分がいきわたります。
ドライヤー後にマッサージを行い、血流の流れを改善しましょう。頭のてっぺんと周辺には、ツボが集まっています。
指の腹で指圧するようにマッサージしてください。
シャンプー時以外の抜け毛の対応策
髪をいたわるには、シャンプー時以外の行動も変えていきましょう。日常生活から育毛剤の使用まで、抜け毛の対応策を紹介します。
髪に必要な栄養を摂取する
髪の成長には、さまざまな栄養が必要です。
特に抜け毛に効果があるとされているのは、たんぱく質に含まれる含硫アミノ酸です。
含硫アミノ酸を豊富に含む食材は、魚類ならば白身魚やサバ・アジ・サンマ・イワシ、肉類ならばササミやヒレ肉などが挙げられます。
ほかにも納豆や豆腐、乳製品などもおすすめです。
もちろん、たんぱく質以外の栄養素もバランスよく摂りましょう。
ビタミンが豊富なフルーツ類、ミネラルを補えるナッツ類など、いろいろな食材を食べてください。
運動をする
血液循環をよくすると、抜け毛予防に効果があります。運動をして、血液の循環を改善しましょう。特におすすめの運動は、速歩とジョギングです。
速歩は、背筋を伸ばし大股で、腕を振りながら行います。
無理のない範囲でかまいませんが、少し息があがる程度をキープして歩き続けましょう。
正しいやり方で速歩をすると、筋肉も鍛えられダイエット効果も得られます。
また、ジョギングは、速歩よりも体をよく動かすため血液の循環効果が高いです。
スピードは会話ができる程度で、リラックスした姿勢で走ります。
質の良い睡眠をとる
質が良い睡眠を、適切な時間とりましょう。
可能ならば8時間以上眠れると良いですが、無理な場合は、7時間は睡眠を確保するようにしてください。
また、すぐに眠れない、寝てもすぐに目が覚めるという人は睡眠の質を高める必要があります。たとえば、以下の方法を試してみてください。
・寝室の温湿度を整える
・寝心地の良い寝具を選ぶ
・寝る前の食事は避け、どうしても空腹を感じる場合は消化が良いものを食べる
・寝る前のカフェインやアルコールを避ける
・寝る前はスマートフォンやテレビを見ない
・ストレスを避ける
・規則正しい生活を心がける
育毛剤を使う
育毛剤は正しい用法で使いましょう。
まず適切な量を、頭部全体に使うことを意識してください。
特に女性は全体的に抜け毛が増える傾向がみられるため、部分的に育毛剤を使うのはおすすめできません。
また、髪ではなく頭皮につけることもポイントです。マッサージをするように頭皮になじませると、血流もよくなります。
なお、育毛剤を過剰に使ったとしても、効果は上がりません。決められた量を守り継続するうちに、しだいに抜け毛が収まります。
まとめ
シャンプー時の抜け毛の本数は、1日あたり30~60本程度ならば正常です。
もし抜ける本数が多いと感じたときは、抜け毛を観察してみましょう。異常な抜け毛かどうかの判断できる場合があります。
なお抜け毛への対応として、シャンプーの方法や生活習慣を改善する以外に、育毛剤を使うという手もあります。
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