20代女性の髪の毛が抜ける原因は?対策法まで徹底解説!
公開日2021.08.04
更新日2023.05.11
20代女性のヘアケアに関する悩みのひとつに、抜け毛が挙げられます。
この記事では、抜け毛に悩む女性に向けて、髪の毛が抜ける原因と対策について解説しています。
抜け毛の原因や正常な抜け毛の本数を知りたい、具体的な対策法を確認しておきたいという方は、ぜひ参考にしてください。
目次
- 抜け毛に悩む20代女性は増えている
- 3つの脱毛症
- 抜け毛の本数の目安はどれくらい?
- 20代女性の抜け毛が多くなる原因
- ストレスをためこんでいる
- 極端なダイエットをしている
- 過度にヘアカラー・パーマをしている
- シャンプー時の刺激が強い
- 生活習慣が乱れている
- 紫外線の影響を受けている
- 20代女性の抜け毛の対策法
- ストレスを解消する
- 食生活に気を付ける
- 自分に合ったシャンプーを選ぶ
- 生活習慣を整える
- 髪の紫外線対策をする
- 頭皮のマッサージをする
- 育毛剤を使う
- 医療機関を受診する
- まとめ
抜け毛に悩む20代女性は増えている
20代女性の毛髪は、比較的量が多く、太いという特徴があります。
そのため、抜け毛や薄毛に悩む人は少ないとされていました。
従来、抜け毛は老化現象のひとつと考えられてきましたが、20代女性でも抜け毛によって髪にボリュームがなくなる、薄毛が気になるなどの悩みを抱える人が増えています。
しかし、20代女性に増えている抜け毛は、老化現象とは異なる要因があるといわれています。
3つの脱毛症
20代女性の抜け毛の要因として、3種類の脱毛症が考えられます。
それぞれどのような特徴や症状があるのか、以下で解説します。
びまん性脱毛症
びまん性脱毛症の特徴は、薄毛が目立つ範囲が広いことです。
なかでも、分け目を作っている部分に多く、後頭部から頭頂部に向かって脱毛の範囲が広がっていく特徴があります。
びまん性脱毛症を引き起こす要因は、以下のとおりです。
・定期的に行うヘアカラーやパーマ
・睡眠不足
・ストレス
・過剰なダイエット
・頭皮トラブル
牽引性脱毛症
牽引性脱毛症は、頭皮への刺激によって引き起こされる脱毛症です。
たとえば、同じ場所で髪を結ぶ、ヘアゴムできつく結ぶ、分け目が同じヘアスタイルが続いているなどの場合、牽引性脱毛症になる可能性が高まります。
髪が短い人であっても、同じヘアアレンジを続ければ、頭皮に負担がかかり、脱毛症を引き起こす場合があります。
産後脱毛症
産後脱毛症は、出産した女性に見られるケースが多い脱毛症です。
一般的に、「産後ハゲ」や「出産後脱毛」とも呼ばれています。
産後脱毛症の要因は、出産で女性ホルモンが急激に減少し、ホルモンバランスが崩れるためです。
ただし、ホルモンのバランスが整えば、正常な抜け毛の本数に落ち着きます。
抜け毛の本数の目安はどれくらい?
抜け毛の本数が多いと感じている場合でも、平均的な本数がどれくらいなのかがわからないと判断できません。
一般的に、1日に抜ける髪の毛の本数は、50~100本程度といわれています。
髪の毛の総量は10万本程度とされているため、仮に100本の抜け毛があったとしても、全体の割合からすると0.1%程度に過ぎません。
また、髪の長さによって抜け毛の量の見え方が異なります。
とくに、ロングの人は1本が長いため、抜け毛が多いと感じやすいです。ほかにも、季節の変わり目に抜け毛が増える場合もあります。
20代女性の抜け毛が多くなる原因
20代女性のなかでも、抜け毛が多い人の原因について、以下で詳しく解説します。
ストレスをためこんでいる
体に不調をきたしていると、抜け毛や薄毛になりやすいといわれています。
そのため、仕事や人間関係などの要因でストレスをためこんでしまうと、血流が悪くなったり自律神経が乱れたり、食欲がわかなくなったりして抜け毛や薄毛に繋がりやすくなります。
ストレスによって自律神経のバランスが乱れれば、女性ホルモンの分泌量などにも影響を及ぼしかねません。
女性ホルモンは髪の成長にもかかわるため、ホルモンバランスが崩れると抜け毛の原因になります。
極端なダイエットをしている
無理なダイエットは、抜け毛の原因になる場合があります。
たとえば、朝食を抜いたり、食事の量を極端に減らしたり、特定の食品のみを食べ続けたりするなど、偏った食生活になるようなダイエットは注意が必要です。
偏った食事は、体に必要な栄養が不足する可能性が高く、血流の悪化などの体の不調を招く恐れがあります。
また、食事制限も抜け毛の原因になりやすいため、ダイエットを行う場合でも栄養バランスに気を付けることが大切です。
過度にヘアカラー・パーマをしている
ヘアカラーやパーマに使用される薬剤の中には、髪や頭皮に強い刺激を与える場合があります。
そのため、短期間にヘアカラーやパーマを何度も行うと、頭皮の環境が悪化して抜け毛が発生しやすくなります。
ほかにも、手軽にヘアアレンジを楽しめるエクステにも注意が必要です。
エクステを使用すると、装着した部位の髪の毛が引っぱられ続けるため、頭皮や毛根に強い刺激を与える可能性が高いです。
ヘアカラーやパーマは短期間に繰り返さない、エクステを長期間装着しないなどの対策を行いましょう。
シャンプー時の刺激が強い
頭皮や髪の汚れを取り除くシャンプーが地肌に合わないと、ダメージが蓄積しやすくなります。
たとえば、洗浄力が強すぎるシャンプーを選ぶ、誤ったヘアケアを行うなどにより、頭皮環境が悪化すると、抜け毛が多くなります。
また、普段のブラッシングを行う際にも注意が必要です。
髪の毛がからまっているからと、力をかけて無理にブラシを通そうとすれば、頭皮や髪が傷みやすくなります。
ブラッシングの際は力を入れすぎず優しく行うようにしましょう。
生活習慣が乱れている
生活習慣の乱れも抜け毛が多くなる原因のひとつです。
たとえば、アルコールの摂取量が多いと、アルコール分解のために、体内の栄養素や髪の健康に必要とされる栄養素までが消費されてしまいます。
また、喫煙は血流の悪化につながりやすく、頭皮や髪に十分な栄養素が届けられなくなる可能性が高いです。
さらに、睡眠時間が短いと睡眠時に分泌される成長ホルモンが正常に作用しなくなり、髪の成長に支障をきたす場合があります。
睡眠時間は十分に確保するようにしましょう。
紫外線の影響を受けている
頭皮は紫外線に弱く、長時間浴び続ければ、光老化という現象が起こりやすくなります。
光老化とは、紫外線を長期間浴びることで皮膚に変化を及ぼすことです。
たとえば、シミやシワなどが挙げられ、一般的な老化現象によるシミやシワとは異なります。
紫外線による頭皮への影響は大きく、光老化が起こることで頭皮が硬くなり、血行不良を起こす場合があります。
紫外線による抜け毛を防ぐには、顔のシミ対策と同じように、頭皮の紫外線対策も重要です。
20代女性の抜け毛の対策法
20代の女性が抜け毛を予防する際は以下の方法を参考にして、できることから実践しましょう。
それぞれの対策について解説します。
ストレスを解消する
ストレスをなくすことはできませんが、方法次第ではストレスの発散や解消が可能です。
たとえば、自然の多い場所で散歩する、親しい人と過ごす時間をとる、ストレッチやヨガなどの軽い運動を行う、好みの香りや入浴剤を使用して湯船に浸かるなどが挙げられます。
ストレスの解消法は人によって異なるため、自分に合った方法を見つけましょう。
食生活に気を付ける
食生活を見直し、栄養のバランスを考えた食事を心がけましょう。
食事は、基本的に1日3食とり、魚や肉、卵などに多いたんぱく質や脂質、米や麺類などに多い炭水化物に加えて、野菜や果物に多いビタミンやミネラルなどをバランスよくとることが大切です。
自炊がむずかしい場合は、栄養バランスのよいお惣菜や定食メニューを選ぶことをおすすめします。
自分に合ったシャンプーを選ぶ
洗浄力の強いシャンプーは、洗髪後にすっきりとした洗い上がりになる特徴があります。
しかし、地肌に合っていないシャンプーを使用し続ければ、髪の毛や頭皮へのダメージが大きくなり、抜け毛の原因になります。
シャンプーを選ぶ際は、なるべく髪の毛や頭皮への刺激が少ないとされるノンシリコンシャンプーを選ぶようにしましょう。
また、頭皮ケア向けのシャンプーもおすすめです。
生活習慣を整える
生活習慣の乱れによる抜け毛が多い場合は、生活習慣を見直すことが大切です。
十分な睡眠時間をとれていない人は、睡眠の量と質を見直しましょう。
寝具や睡眠前の行動を変えるだけでも睡眠環境を改善できます。
また、飲酒や喫煙の習慣がある人は、アルコールの摂取量やタバコの本数を減らすことをおすすめします。
ただし、急激に減らそうとすればストレスにつながることもあるため、徐々に減らすようにしましょう。
髪の紫外線対策をする
紫外線による抜け毛対策におすすめのアイテムとして、UVカットのヘアスプレーなどが挙げられます。
短時間の外出の場合は、手軽な紫外線対策が可能な帽子や日傘がおすすめです。
UVカットのヘアスプレーや帽子、日傘などを使用すれば、紫外線による影響を減らせます。
また、紫外線は3月から強くなり、5~7月の春から夏がピークといわれています。
とはいえ、秋や冬にも紫外線は降り注いでいるため、紫外線対策は1年を通して行うようにしましょう。
頭皮のマッサージをする
定期的な頭皮のマッサージは、抜け毛対策におすすめです。
頭皮のマッサージを行うタイミングとして、シャンプーするとき、後述する育毛剤を使用するときなどが挙げられます。
頭皮をマッサージする際におすすめのツボは、頭頂部にある「百会(ひゃくえ)」です。
ツボの周辺をやさしく指圧すると、血行がよくなって抜け毛予防にもつながるといわれています。
マッサージは、長くても10分程度で終えるようにしましょう。
育毛剤を使う
育毛剤というと、男性が使用するものというイメージがあるかもしれません。
育毛剤の種類のなかには、女性用に開発された商品もあります。
ただし、育毛剤だけで抜け毛予防ができるわけではありません。
生活習慣の見直しや、地肌に合ったシャンプー選び、日頃のヘアケアの方法などにも気を配る必要があります。
また、育毛剤を使用する場合は、頭皮への刺激が少ない無添加などに配慮した商品を選ぶようにしましょう。
医療機関を受診する
対策をしても抜け毛の量が変わらないという場合や、抜け毛に不安がある場合は、皮膚科などの医療機関を受診しましょう。
抜け毛の量が多い人のなかには、女性型男性脱毛症が原因の可能性もあるため、不安な場合は医師や専門家への相談をおすすめします。
また、薄毛治療を専門とするクリニックへ相談することもひとつの方法です。
まとめ
抜け毛や薄毛は、生活習慣の乱れやストレス、誤ったヘアケア方法などの原因によって引き起こされます。
上述した方法を参考に、抜け毛対策を試してみましょう。
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