鶏のココナッツカレー煮込み
公開日2024.06.10
更新日2024.08.01
鶏肉には、髪や肌、粘膜の主成分であるタンパク質が豊富。ただ、タンパク質だけではそれらを生成することができません。鶏肉には、髪や肌の生成に必要な栄養素であるビタミンB群のビタミンB2、ビタミンB6、ナイアシンなども豊富です。さらに、鶏肉の皮の部分には、育毛しやすい頭皮環境にするために欠かせない栄養素のコラーゲンがたっぷり。
本格派カレーを家庭で作るには、ココナッツミルクが欠かせません。ココナッツミルクは缶の中で油が分離していることが多いので、使う前に上下にしっかり振ること。これだけ覚えておけば簡単にプロの味に仕上がる嬉しいメニューです。
美髪ポイント
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パプリカ
パプリカの赤い色素には、カロテノイドの一種であるカプサンチンが含まれています。その強力な抗酸化力が髪と肌の細胞老化を防ぎます。またカプサンチンは善玉コレステロールを増やして、血管の流れを良くします。
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ココナッツミルク
天然脂肪酸が含まれており、脱毛を防いで髪の成長を促進します。また、頭皮を保護するのに役立つ抗酸化物質も含まれています。髪を丈夫にするミネラルも豊富です。
材料(2~3人分)
鶏もも肉 | …1枚 |
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パプリカ(赤・黄) | …各1/2個 |
エリンギ | …1本 |
塩・胡椒 | …各少々 |
サラダ油 | …大さじ1 |
ココナッツミルク | …2カップ |
ナンプラー又は醤油 | …大さじ1 |
カレー粉 | …大さじ1/2 |
粗くきざんだピーナッツ | …少々 |
フライドオニオン | …少々 |
ざく切りにしたパクチー | …少々 |
作り方
- 鶏肉はひと口大のそぎ切りにし、塩と胡椒で下味をつけて軽くもむ。
パプリカは種とヘタを取りのぞき、ひと口大の乱切りにする。
エリンギは長さを半分に切り、縦4等分に切る。 - フライパンでサラダ油を中火で熱し、皮を下にして鶏肉を焼く。両面にシッカリと焼き目がついたら、エリンギとパプリカを加え、カレー粉をふりかけてサッと炒め合わせる。
- ココナッツミルクを加え、煮立ってきたら弱火にして8分煮込む。ナンプラーと塩、胡椒で味をととのえる。
- 器に盛り付け、きざんだピーナッツとフライドオニオン、ざく切りにしたパクチーをちらす。
監修
池上 正子/料理研究家
イタリア留学時、異国の地で和食の素晴らしさに目覚め、帰国後、老舗精進料理店勤務を経て、独立。著書に「野菜たっぷり!下味冷凍パスタ(永岡書店)」など。